羌瘣~史実でみる~ | 『キングダム』~史実で学ぶ~

『キングダム』~史実で学ぶ~

中国・春秋戦国時代を舞台にした人気漫画『キングダム』
壮大なストーリーを史実を元に解説します!

キングダムで大人気の羌瘣

美しくて強い女剣士・羌瘣(キョウカイ)
飛信隊の副将を務め、大事な場面で必ず活躍という、物語に欠かせないキャラクターです。

 


【史実で見る~羌 瘣(キョウカイ)]
生没年不詳
中国戦国時代の秦の武将。
秦王政(後の始皇帝)に仕えた人物。

※女性であったかは不明です。

【経歴】

紀元前229年

代を伐った。

紀元前228年
王翦と共に趙を攻め、幽繆王を東陽で捕らえ趙を滅ぼした。
さらに、兵を率いて燕を攻めんと中山に駐屯した。

 
史記での資料が少ないので、謎の多い存在となりますが、キングダムの主人公となる李信より出世が早いようです。

「羌」という一族は古くから存在し、紀元前500年ごろに秦国の領土で誕生したとされています。

現在も羌(チャン)族として人口約30万人の子孫が残っており、羌瘣はご先祖様にあたる人物のようです。

古代の族から「アニミズム、全てのものに精霊が宿る」という思想が今現在でも根付いており、羌族には「シャーマン巫師」がいて神々や悪魔とやり取りができるなど信仰があります

キングダムに出てくる蚩尤(しゆう)は古代中国の神話に登場する神の名とされています

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