プチ家出の奥様方が最近よく来店されます。

こないだは、夫に不満の奥様、本日は我が子に不満の母さん。

中学生の我が子がちっとも言うことをきかないらしい。

宿題しない、手を洗わない、学校でもいい子じゃない等々。

同じことを何度も言わせるなんて、中学生にもなってどないよ!と腹立たしいのは解るけれど、毎日学校に行ってるし、部活もやってるし、友達もようけいて、母の手料理をパクパク食べるし、普通にええ子やねんけどなあ。

父も母もきっと優等生だったんだろうね。その優等生の息子がこんなだらしないはずないと理想的な姿を追い求めてしまってるんじゃないかなあ?

ある教え子から、中学生の時担任だった私からこんなこと言われたとFBにアップしているのを発見。

「あんたは、今時珍しい典型的な中の中や。
それを大事にせえ!」

なんちゅう偉そげな発言!
もちろん覚えていませんけどね。でも
36歳の教師にしてはけっこうええこと言うてるやないの。

勉強もそこそこ、サッカー部で友達もいて、悪さもやれば、真面目なとこもある子やった。
今では、我が子の誕生日に料理の腕をふるうようなええお父ちゃんしてるよ。

親の言うことしっかり聞いて、ええ大学に行って、それなりの企業のサラリーマンになってなんて幸せかどうかわからんよなあ。


人はなぜ生きてるんやろう?なんて考える哲学者みたいな思春期の子どもか大人かわからんような時期に、母親からの「こうしろ、ああしろ」はご法度やで。

きっと、子どもが家出したいくらいなん違うかなあ。

中の中、多いにけっこう。なんとかしよりますわ。上の上ばっかりおったらおかしいで。

他人事やし、無責任になりますがご勘弁を。

また悩んでプチ家出したくなったら、kinco-yaへ、とうぞお越しやす。


【本日の Good job✨】

photo:01

W夫妻からの和歌山土産。
シラス丼で食べたら美味しかった。
生姜と、ワサビを効かせました。


閉店直前に、4月から名古屋本店に帰ることになったので今日が最後になるかもしれませんと、Nさん。

日曜日の夕食を時々食べに来てくれてはった寡黙な若者。
黙々とオムライスを食べてお別れ。

お元気で。
別れの季節でもある3月。