この抗議はかつてないものだ! | きなこのブログ

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[IWJ 他]「この抗議はかつてないものだ!」60年安保から運動を見続けた高田健氏が証言 国会前抗議の若者ら「私たちはあきらめない。必ずひっくり返す」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=94205


安保法制がアメリカの要請である以上、廃案にするのは難しいですが、これが通ると半年から1年くらいで、自衛隊員が死ぬような事件が起こるのは間違いありません。


アメリカの現状、そして現在のギリシャを見ていても、欧米の支配層は民主主義を力によって押し潰そうとします。


彼らは目的を達成するためには手段を選びません。


かたや一般市民の側は、非暴力、不服従という行動を取る以外には無いわけです。


おそらく、公安はデモの主催者及び参加者をビデオ撮影していて、影響力のありそうな人の名前と住所を割り出しているでしょう。


不正逮捕も十分にあり得ます。


さらにはトロイの木馬を潜入させて来るだろうと思います。


権力者との戦いは、いつの時代でも相当に困難なものです。










2015/07/16 「この抗議はかつてないものだ!」60年安保から運動を見続けた高田健氏が証言 国会前抗議の若者ら「私たちはあきらめない。必ずひっくり返す」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253450


「憲法違反の安保法制」が衆議院本会議で静かに強行採決され、参院に送られた2015年7月16日、国会前にはのべ4万人の国民が集まり、怒りと抗議の声を上げた。


昨日に引き続き、学生ら有志の


「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)



「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」


が共同で主催した。


ついに不支持率が支持率を上回った安倍政権。


しかし官邸からは


「しばらく経てば国民は忘れ、やがて支持率は回復する」


という楽観的な予測が漏れている。


これに対して抗議に参加した若者らは、


「あのふんぞり返った政治家を政権の座から引き摺り下ろすまでは、この声を止めない!」


「私たちは諦めない。必ずひっくり返します!」


などと訴えた。


スピーチに立った「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」の高田健氏は、


衆院本会議での採決後に自民党の谷垣禎一幹事長が、


60年安保やPKO法案の時の抗議を引き合いに出し、


「自分の時間を使って抗議する方はもっとたくさんいらっしゃったように思う」


などと発言したことを紹介。


60年安保からこれまで運動に関わり続けたという高田氏は、


「今日のデモや集会のように、自分の力、時間を使って、自立した個人として集まってきているこの行動は、かつてないものだ!」


と強い口調で反論した。


抗議にはジャーナリストの鳥越俊太郎氏や、共産党の小池晃議員、社民党の福島瑞穂議員がスピーチに立ったほか、民主党の細野豪志議員や維新の党の井坂信彦議員などが初めて姿を見せた。


時おり雨に振られるなか、それでも抗議の熱気はさめることなく、23時過ぎまで「戦争反対」のコールが国会前に響いた。








鳥越俊太郎氏「岸内閣は倒れた」


スピーチに立ったジャーナリストの鳥越俊太郎氏は、


岸信介総理(当時)が成立させた安保改定の成立を振り返り、


「その時に最大に悔しい思いをした。そして今、その孫によって安保法制が通過した」


と語った。


「イラク戦争は不正義の戦争だ」


と断じた鳥越氏は、


「20~21世紀に多くの戦争が行われたが、ほとんどの戦争は米国がしかけたもの。


日本が集団的自衛権を行使して、米国の作戦行動に加われば、日本は米国と一体とみなされる。


つまり、日本はイスラム教過激派の敵とみなされる」


と警鐘を鳴らした。


最後に鳥越氏は、


「岸内閣は倒れた。じわじわと効いてくる。政治は国民のもの。みなさんの口から伝わる。いまの現実をお父さん、お母さんなどに伝えてください」


と参加者に訴えた。







細野豪志氏「経済的徴兵制は『違憲ではない』!?」


細野氏のスピーチには「誰が消費税上げたんだ!」と時折ヤジが飛んだ


抗議には、初参加の国会議員の姿もあった。


マイクを握った民主党の細野豪志議員は、徴兵制の危険性について若者に訴えた。


「徴兵制はしない、憲法違反だと安倍政権は言っている。


しかしこの前、


『2年間自衛隊に入ったら奨学金をタダにしますよ』


というのは憲法違反ではないのかと国会で質問したら、


法制局長官は


『それは違憲ではない』


と言った。


格差が広がっているなか、本当は勉強したかったのに勉強できなかったという人が、あなた方のまわりにもいるでしょう。


そういう若者が、本当は希望していないのに、勉強するために自衛隊に入らざるを得ないような状況を、私は作りたくない」







維新・井坂信彦氏「誰が血を流すのか。その現実味が欠けている」


細野氏に続き、維新の党からも井坂信彦議員が初めて抗議に参加した。


井坂氏は冒頭、


「維新の党は大丈夫かと思われる方もいると思います。実際、大変です。党内には色んな意見があります」


と語り、安保法制をめぐって党内に意見の相違があることを明かした。


普段は絶対に審議拒否、採決拒否をしない維新だが、一人ひとりの考えを聞き、説得したことで、党をあげて本会議での採決退席につながったという。


また井坂氏は、地元で


「やっぱり米国に守ってもらっているんだから、日本も少しは血を流さなあかんわな」


という声をよく聞くとしたうえで、続けた。


「その時必ず問い返します。


『一体誰の血をイメージしているのか』


と。


そう言うとみな、答えに詰まる、この法案の審議に欠けているのはこうした現実味なんです。


血を流せというのは簡単だけど、一体誰の血をイメージしているのか。


政治がいかに若者に無関心かということ。


だから平気で若者も少しは血を流せなんて言葉が出てくるんです」









高田健氏「この抗議には自立した個人が集まっている」


「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」の高田健氏は、本会議採決後に自民党の谷垣幹事長が記者団に対し、


「かつての安保にせよ、PKOのときも、自分の時間を使って抗議する方はもっとたくさんいらっしゃったように思う」


とコメントしたことを紹介し、強い口調で反論した。

「私は60年安保の時に高校1年生だった。


ずーっと運動を見てきた、ずーっと運動に関わってきた。


今日のデモや集会のように、自分の力、時間を使って、自立した個人として集まってきてるこの行動は、かつてない行動だ!



中野晃一氏「我々の非暴力・不服従の行動は続く」


上智大学教授の中野晃一氏は、最初から畳み掛けるようにスピーチした。


「この法案には、どうやって、誰が、武力行使を判断するかという規定がない。


『総合的に判断する』?


答案だったら0点です。


平時に国民の生活を守れない連中が、戦時に我々を守れるわけがないでしょう。


我々の非暴力・不服従の行動は続いていくでしょう。


権力やお金を世襲している連中は、我々をあざ笑っいるかもしれないが、負けるわけにはいかない。


これから暑い夏だが頑張っていきましょう」



大学3年生のどかさん「私たちは諦めません。必ずひっくり返します」

大学3年生の山田和花(のどか)さんは、緊張した面持ちでマイクを握った。


「安倍さん、あなたはよく、確信しているとか、そう思うわけでございます、だとか、答弁で話されてますが、あなたの思いを叶えるために、国会があるわけではありません。


国民が納得していないのは、あなたの説明の努力の無さと、説明力の問題です」


「私たちに本気で伝える気はありますか」


と訴える和花さんは、さらに安倍総理が多用する「例え話」を批判した。


「集団的自衛権の例えに、友達が不良に絡まれた時に支援するために、という例を用います。


私は不良の定義は分かりませんが、戦争する国を不良に例えるとは、何なのでしょうか。


戦争をするには何かしらの理由があり、理由なしには絡んできません。


そして私が今まで生きてきて、今に至るまでの私の友達の定義はこうです。


友達だからって全てに頷くのは違うということです。


もし理由があって揉めていたなら、間に入って話を聞いて、誤っている子に誤っていると、はっきり伝えるべきだと思います。


米国が参加した戦争は全て正しかったでしょうか。


米国を止める選択はないのでしょうか。


戦争ありきではなく、会話で解決できる努力を惜しまない日本にはなれないのでしょうか。


私はそれに、最善の努力を尽くすべきであることを求めます」


スピーチの最後に和花さんは、官邸・政府が「時間が経てば国民は忘れるだろう」という観測をたてていることに触れ、決意を語った。


「私たち学生は今、学期末テスト最中です。


みな試験を綱渡りしながら、ここに来ています。


3連休が終わったら、忘れてしまうという舐められた予測を聞きましたが、とんでもないです。


学生は夏休みになったら、時間が沢山あるのです。


政権与党のみなさん、これからです。


私たちは諦めません。必ずひっくり返します


参加者らは口々に、


「忘れないぞ!」


「国民を舐めるな!」


と声を上げた。


「SEALDs」のメンバーである紅子さんも、


「何を言われても、


あのふんぞり返った政治家を政権の座から引き摺り下ろすまでは、


この声を止めません!」


と強い口調で訴えた。



国会前抗議は、明日も行われる。



安倍の目的はやはり対中戦争だった  


安倍事務所、首相が国民の代表ではない  


安倍晋三の師匠「戦争?ありえますね」  


日本のトロイの木馬


ユダ金戦争ビジネスに引込れる日本  



2015/07/15 強行採決に辻元清美氏「言葉にならないほどの怒り」 岩上安身のインタビューで安保法制の矛盾と安倍総理の数々の「嘘」を糾弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253113  


安倍政権は国民の理解が進まぬなか、2015年7月15日、安保法制を衆議院特別委員会で強行採決。翌16日の衆議院本会議でも、民主、維新、社民、生活、共産ら野党5党が欠席するなか、静かに強行採決を終え、審議は参議院に送られた。

15日の委員会で最後の質問に立った民主党の辻元清美議員は、この日も、安保法制の矛盾、そして安倍総理の歴史認識の問題を追及した。

「侵略戦争に加担する事は絶対ない」

と強調する安倍総理だが、辻元氏が侵略の定義を問うと、

「国際法的に定かでない」

などと述べた。

この日の夜、岩上安身の緊急インタビューに応えた辻元氏は、

「自衛隊の出動を判断し、指揮するのは総理。過去の戦争を国策の誤りと判断できない人に、安保法制の判断ができるのか」

と指摘した。

安保関連の法案で、周辺事態法や日米ガイドラインのころから審議に加わっていたメンバーは、野党ではもう、辻元氏と共産党の志位和夫委員長、与党でも5人しか残っていないという。

「これまでの議論を知らない議員がほとんどなので、今回の審議ではできるだけ分かりやすく説明し、『変だね』と感じてもらえるように質問しました」

しかし審議では、安倍総理は辻元氏の質問に明確に答えようとせず、自民党や公明党、また総理自らが乱暴な野次を浴びせかけた。

強行採決では浜田委員長に詰め寄り、「お願いだからやめて!」と手を合わせて懇願した。

採決後、辻元氏は記者団の取材に応え、自身の祖父が戦争で命を落とした事を明かし、

「子どものころ、なぜ戦争になったの? と祖母に聞いたら、分からないうちにそうなったと言われた。戦争だけはアカン。立法府の人間として、絶対そんな時代をつくってはいけない」

と涙を流し、声を震わせた。

インタビューでも辻元氏は、

「言葉にならないくらい怒っています。憲法違反の法案をこんな形で通してよいのか」

と怒りを滲ませた。