米国の医療システムの怖さ | きなこのブログ

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国民皆保険が壊れる可能性があるTPP推進政党には、参院選でNOを!
http://31634308.at.webry.info/201304/article_6.html

日本の社会保障の中では、国民全員が保険料を払ってさえいれば、大金持ちでも貧乏人でも、病院内で財産の違いによって治療が違うことはない。

この制度は、今や空気や水の如く当たり前の制度と思われている。

国民が水か空気のように当たり前の如く思っている国民皆保険制度が、安倍首相が表明したTPP参加によって壊されるかもしれない。

米国では、医療機関で病気を診てもらうためには、医療保険に入っていなければダメだ。TPPに参加すると、外国の医療機関、保険会社が参入し、混合医療の不安が出ている。

その医療実態の怖さが書かれてブログを紹介したい。

以下のブログを読むと、米国の医療システムの怖さがわかる。

奇々怪々(アメリカの医療保険システム)
http://ameblo.jp/amok98/entry-11505353444.html  

 1月15日に奥さんが頸椎の椎弓切除という大がかりな手術をして、保険会社と医者の間の支払い明細を見てぶっ飛んだ。

主治医の他に、麻酔や入院費など、請求総額は結局166,704.81ドル。日本円で1600万円ちょうどです。

この金額に対して、保険会社がいくら払ったと思います?全部で25,436.53ドル、つまりたったの(?)244万円。

僕の支払いがこの時点で14万円だから合計で258万円。さて、残りの1342万円はどうなったでしょう?

・・・・

TPPの参加によって、政府は混合医療はないと言っているが、ただ希望を言っているだけで何の保証もない。TPPによる皆保険への影響を危惧している地域医療の現場の医師が指摘する。

特集ワイド:風前の国民皆保険 TPPが「当たり前」を崩す最悪のシナリオ
http://mainichi.jp/feature/news/20130402dde012020005000c.html

◇「薬価」を発火点に 「医療外」で議論され 混合診療広がれば…

 北に浅間山、南に八ケ岳をのぞみ、千曲川が南北に流れる長野県佐久市は「長寿の町」として知られる。平均寿命は男性79・9歳、女性86・1歳(厚生労働省、2005年)でいずれも全国平均を上回る。

かつて脳卒中の死亡率全国ワーストワンだったことから、塩分を少なくする食生活改善や温泉浴奨励などの地道な努力を続けてきた結果だ。市内にある佐久総合病院地域医療部地域ケア科医長の色平哲郎(いろひらてつろう)さん(53)は言う。

 「奇跡は奇跡的には起こりません」。色平さんが所属する地域医療部はお年寄り宅などを巡回し「気楽に声をかけ合い、病気にならないようにするとともに、病気を軽いうちに見つけられるようにしています」。こうした地域医療を支えているのが、だれもが低額で受診できる国民皆保険制度だ。

 「みんなで支えあう国民皆保険は発足から50年以上たち、多くの人は水や空気のように当たり前の存在と感じています。しかし米国のように、先進国なのに国民の6人に1人が医療保険に加入できず、まともな医療を受けられない国がある。国民皆保険は貴重で大事な宝物です」。それが崩れかねない。色平さんは危機感を募らせる。

4月末までに関係国との2か国交渉がまとまらないと7月の交渉も無くなり、日本の言い分は受け入れられず、9月のTPP総会で全ての既定路線を飲まされ、上記の不安も現実となる可能性がある。参院選挙の争点を、TPPとしなければならない。

上記のような状態になるのがいやなら、明確にTPPを進める自公、維新、みんな、民主にはNOを突きつけて、明確にTPPに反対している生活の党に投票すべきである。



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