[842]平野貞夫氏を強く支持して、謀略、違法の裁判官たちを弾劾(だんがい)裁判に架けるべきである。
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副島隆彦です。
元参議院議員で、法制、立法にものすごく詳しい(当然です。長く 衆議院に勤めていたから)平野貞夫(ひらのさだお)氏が、ついに意を決して、 私たちの優れた指導者(国民政治家)である小沢一郎への、悪逆非道(あくぎゃくひどう)の限りを尽くす 、謀略・違法攻撃を仕掛ける、今や自分たち自身が、犯罪者集団である法務省官僚 ”赤レンガ組”だけでなく、 同じく 共謀者となっている 裁判官たち に対しても、 「弾劾(だんがい)裁判にかけるべきだ」という 訴追請求を行いました。
私は、平野貞夫氏らの「日本一新の会」のの闘いを強く支持して、これに共感し共同歩調を取って、私たち学問道場も、小沢一郎と秘書たち、大久保隆規(おおくぼたかのり秘書、池田光智(いけだみつとも)秘書、石川知裕(ともひろ)現衆議院議員、そして小沢派の政治家たちを、逮捕し犯罪者として裁判に掛け、葬り去ろうとする、極悪人の勢力との戦いを、今後も挫(くじけることなく意気盛んに続けてゆくことを深く誓いたいと思います。
私、副島隆彦 の 「犯罪者集団・法務省”赤レンガ組”に対する闘い」は、もう少ししてから、報告します。
今日は、平野貞夫さんの 果敢な闘いへの 連帯と共感を表して、 以下に、 平野氏たちの 訴追請求状と 声明文を 転載します。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
『平野貞夫氏の登石(といし)元裁判長(へ)の訴追請求状』 日本一新の会メルマガから
<メルマガ・日本一新第84号>
◎「日本一新運動」の原点―91
日本一新の会代表 平野 貞夫
(2012年)1月12日(木)に、東京地方裁判所の登石裁判官に対する、「訴追請求状」を裁判官訴追委員会(さいばんかんそついいいんかい)に郵送した後、自宅でサンデー毎日のインタビューを受けている最中に小沢さんから電話があった。
「登石裁判官を告発したんだって!」と驚いていた。
丁度同じ日に「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」(代表・八木啓代氏)が、石川議員の調書を捏造した田代検事・他を「検察庁の一連の組織的犯行」として、最高検に告発し、それを誰かが誤って報告したのが原因らしい。
取材で、サンデー毎日の記者が私をしきりに攻めたてたのは、4月に予定されている小沢さんの判決が「有罪か、無罪か、その割合はどうか」という質問であった。
「そんな質問に答える立場にない」と断って次のように話したが、その部分は記事にならなかった。
しかし、大事なことなので「メルマガ・日本一新」ではしっかり説明しておきたい。
まず第1点は、「小沢問題」は麻生政権の「政治捜査(せいじそうさ)」で始まった事件であることだ。
従って、東京地裁の判決は「政治判決(せいじさいばん)」となる可能性を排除できない。
何故なら、憲法に基づいて「法と証拠」による判決を行えば、「政治捜査」であることが国民の前に明らかとなるからだ。
第2点は、現在の法務省・検察・裁判所の劣化は驚くべき実態である。
「小沢裁判」でそれが露呈し始めた。
裁判所の裏金づくりなどの話は、元高裁判事の 生田暉雄(いくたてるお)氏の 『裁判が日本を変える』(日本評論社)で、国民が知るようになった。
これから司法府の腐敗がさまざまな形で吹き出る可能性がある。
従って「小沢裁判」で少し正常化させ、被害を最小限としておこういう心理が働く可能性もある、というのが私の見方だ。
登石(といし)裁判官の訴追請求を行った理由は、私自身の反省が第一である。
私は 「検察審査会法(けんさつしんさいかい)の改悪」には関係していなかったが、裁判員制度・法科大学院制度、一連の米国化した商法改正、そして悪名高い「盗聴法(とうちょうほう)」等々の成立に協力してきた自分自身の『非行』を猛省してのことである。
西松建設事件から始まる一連の「小沢排除の捜査と裁判」は、自民党の麻生(あそう)政権から始まって、民主党・菅政権に司法官僚によって引き継がれたものといえる。
ここに問題の本質がある。
さらに巨大メディアがそれを煽動しているという実態が、野田政権でも営々と続いていると私は見ている。
この底知れぬ流れの中に、現在わが国のあらゆる部分を劣化させた「悪性の癌」が潜んでいると思う。
私が叫びたいのは、日本を支配しているのは、必ずしも財務官僚だけではない。
実は財務官僚 も恐れる集団 があるのだ。
それは司法試験という最も難解な試験に合格した人たちでつくられたものである。
勿論、その人たちの中には、人々のために自分を犠牲として生きている人たちが多くいることも承知している。
しかし、財務官僚をも支配するというか、コラボレーションして、わが国を統治支配しようとする「検察官僚」の存在である。
法務省に、100人を超える検事をいれ、最高裁事務総局に約30%の迂回検事(うかいけんじ)がいて、内閣法制局を通じて、司法と行政を支配している実態を、国会議員はなんと考えるか。
それに加えて、最近各党の弁護士国会議員が増加している。
それは決して悪いことではない。
立派に職責を果たしている弁護士・政治家を何人か私は知っている。
しかし、民主党政権となって、弁護士・政治家が高い権力の地位に就くようになってこの方、国政に多くの障害が出ていることも事実である。
私が参議院議員として約11年間、法務委員会に所属していたのは、国家社会の正義を担保するのは、司法界にあるという強い思いであった。
そのため、司法に関わる人材の養成、人間としての常識と誠実を持つための改革を志したのだ。
この部分の腐敗と劣化が、今日の悲劇であるという憤りが、訴追請求の真意である。