「日本売り」のシナリオ | きなこのブログ

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大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

日本を明るい未来へ…

「相場の暴落は秋に起こすのが、長い伝統だ。」

日本経済はいよいよこれから正念場を迎えることになります。


日本はもう元に戻れない地点を通過してしまっています。

「国家債務が1000兆円に達した時点で民主党政権は崩壊だな」と売国奴・小泉純一郎は発言しました。


それはどのような理由によるものかをはっきり意識しています。


自分が仕掛けた日本破壊だから当然だろう。

税収が37兆円、債務が1000兆円、誰が考えても返せるわけがありません。


国債発行を44兆円に抑えるなど単なるポーズです。


日本はもう坂を急激に転がり落ちる瞬間を待つのみです。

膨大な債務によって国家財政が破綻することを「ソブリン・リスク」と言います。


もう逃れることはできないのです。


GDPの200%に上る日本の借金を返せると思っている人も、この財政状態は再び健全に戻ると本気で思っている人も、おそらく事情に詳しい関係者では皆無と思います。


ヘッジファンド(国際的バクチ打ち)に指摘されるまでもなく、いまの日本の財政を元に戻すことはでくないことは明らかです。

世界各国は債務をごまかしたり、実質破綻を会計で(時価会計の凍結・放棄・粉飾)ごまかしているだけです。


ドル暴落後、ドルの価値が本当に消え失せた時は、日本も本当の破綻になるわけです。


現在、日本はそのステップを歩いているだけにすぎません。

常識的に考えればわかりますが、このような大規模な世界的危機が1年や2年で収まるわけがありません。


シナリオ通り、ドル暴落、円急騰からの株の暴落、輸出関連企業の破綻、金融破綻、その混乱の中で技術力のある企業株は一斉にヘッジファンドにさらわれることでしょう。

そして焼け野原になった日本にはもう何の価値もなくなるのです。


それからは国家破綻、円高、国民の本当の苦しみが始まるというわけです。


この破綻のシナリオは覆ることはありません。


しかし、政治家もマスコミも、できもしない無意味な解決策の議論を続けていくことでしょう。

国際的な会計基準の変更が予定されています。


2011年3月期からの上場企業「包括利益」開示です。


外人投資家が、自分たちが持っている、いまや無価値となっている証券化商品などは時価評価しなくていい、自分の都合のいい値段で評価していい、株など自分たちが持っていない部分は透明にしろ!と要求しているわけです。

日本は昔から株の持ち合いが盛んで、大企業や銀行がお互いの株式を長く持ち合うことで、友好な関係を築いてきました。


ところが外国人投資家から、資本の効率を悪くするという理屈をもとに問題にされ、持ち合い株の放出に追い込まれつつあった。

今回の国際的な会計基準の変更決定で、これを機に、また持ち合い株の放出は加速度をつけるでしょう。


この株のバーゲンセールを待っているのは、ハゲタカの外国人投資家たちなのです。


株式など持ち合っているのは日本ぐらいで、必然的に日本の株が放出されるのはわかりきったことです。

かねてから当局の勝手な政策転換に付き合わされてきた日本。


ハゲタカ外国人投資家には日本の将来などまったく興味はありません。


興味ないどころか、高齢化、人口減少、さらには巨大な借金まみれの日本を買い叩くつもりで満を持しているところです。

欲しいものは日本の技術だけ、ないしは日本を牛耳れるキーポイントの会社だけを押さえようという腹づもりです。


これら日本の宝のような企業がこれからくる株の暴落、日本の大混乱時に投げ売りされた時に一気に買ってしまおうと虎視眈々と狙っているのです。

これら優良企業さえ手に入れば“新興衰退国、日本”にもはや用はないのです。


その大きな戦略のもとに、国際的な会計基準の、都合のいい変更がなされているという現実をみておかないと、取り返しのつかないことになります。


今回の変更などは「日本売り」シナリオの典型、インチキ芝居を見ているようです。

こんなでたらめが通るのであれば、誰だって世界を手にすることができます。


取引所が外資に取られたらどうなるか?


投資家の動向、買いや売り、誰がどの位のポジションを持っているか、すべて日本人の投資は外人に対してガラス張りになります、ますます外人にすべてを持っていかれるのは必定です。

近いうちに日本株は再び暴落させられ、持ち合い株のバーゲンセールが始まるでしょう。


外国人投資家の頭にはその時の狙い株がはっきり頭の中に入っているはずです。


後はタイミングをみて仕掛けを待っているだけなのです。

日本人は非常に正直な民族です。


人を疑わない。その上勤勉で、物作りがうまい。


しかし長所は短所でもある。


勤勉なだけに、頭で儲けるとか、働かないでお金を得ることを極端に嫌う。


働かないで儲けることを軽蔑しているが、皮肉なことに、みんなヘッジファンド(国際的バクチ打ち)に吸い取られる運命なのである。

これから深刻なソブリン・デフォルトの波が世界を襲います。


その根拠として


「歴史はそう教えている」


「過去の世界経済の金融危機は、多くの場合、危機発生2~3年後あたりから、ソブリン・デフォルトの波が押し寄せた」


です。

「歴史は繰り返す」のです。


バブル崩壊を、身をもって経験している日本人は、今後の世界の行くすえが、はっきり見えるはずです。


「フラッシュ・オーダー」・CTA+SQ=(相場操作)


1ドル=10円の理論


長銀とハゲタカファンド