鑑定は愛 | きなこ(猫)と私と心の話

きなこ(猫)と私と心の話

主に日々の気づいたことを綴っています。

飼い猫のきなこの成長記録と、
息子の成長記録も一緒に。

守田矩子(のり子)さんの
OSHO禅タロット中級リーディング会に参加してきました。



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写真右が守田矩子さん
写真左が私




今回は他者を占うための勉強会でした。
人を占うとはどういうことなのか
身に染みる勉強会でした。


言われた言葉で1番印象に残ったことが
占っている時間は
占い師側の時間では無い。
全てお客様の時間なのだということ。
そのお客様の時間を奪ってはならない。
一時もお客様から心を離してはならない。




ううむ!!!!!真顔



自分がカードを読めない、
もしくは読めてても
お客様に不都合な内容だから言えない。
だから黙る。
言葉を濁す。
その行為はお客様の心と共にいる行為ではありませんね。


それは占い師側が
自分にしか心が向いてない行為です。
それは占い師のエゴの時間になって、
お客様の時間を奪う行為です。







今回の練習中
私が読む側だった時、
言葉に詰まり黙ってしまった時がありました。


練習相手の方の相談内容に対し
カードが提示する内容が
相談とは全然関係ないものだったからです。



私は戸惑いました。
「ご相談内容は
  『◯◯出来るようになるためにはどうしたら』
   という事でしたが、
   その……
    カードを見る限りはそもそも◯◯しろとは……沈黙ゲッソリ






えっ?!
この相談者さんは
◯◯出来るようになりたいって言ってるけど
カードには◯◯の事が1個も出てない!あせる
むしろ今この人がする事は
別の事って出てる!あせる





あなたは今◯◯する必要ありませんなんて
うっかり言って
私のカードの読み方間違ってたらどうしよう(・_・;







私「……沈黙(うううあせる)」



守田先生(以下、守)
「何を黙ってるの?
    何で止まってるの?」



私「す、すみません(・_・;
       自分の言おうとする内容が正しいのか?
       と思ってしまって。」



「その(あなた個人の)ジャッジいるの?!」



私「ハッΣ(・□・;)
      い、 いえ、いりません!」











相談者様は、
『◯◯したい』と言ってる。

でも、
カードはそれとは全然別の
『□□をしろ』と言っている。




それはその相談者様にとって、
◯◯よりも□□の方が大事だからそう出てるのです。









私はこの沈黙の間、
自分の読みは合ってるのか?という
自分の不安に意識が向きました。



その瞬間、
相談者様への意識は
切れてしまいました。
あああ………>_<




私個人が
「でもこの人は◯◯したいって言ってるし…。」
と迷ってカードの内容を受け取らない事は、
この人は
◯◯の事を聞いてるんだから
◯◯について言わなきゃ!
という私の判断・エゴの押し付けになってしまいます。

それはお客様に不利益ですね。









こんな事を言っていいのか
どうしよう読めない
間違った内容を伝え悪影響を与えて責任とれる?


占い師は
そんな自分の迷いや恐れを越え

自分の全ての意識を
お客様と共にあるのが鑑定の場なのですね。






自我を捨て、
自分の不安に囚われるのでは無く

お客様がどんな感情を抱え
どんな感覚で生きてこられたのか

それを片時も絶やさず常に感じる事は
愛無しには出来ません。



甘やかすのでは無く
お客様が欲しい言葉を言うのでも無い。




その人という人間全てを尊重し、
共にあること
その人を信じること









人を占うことは奥が深い!
タロット占い師とは何と誇り高い生き方なんだ!
いや、
誇り高く生きると決めることなんですね。
中途半端な覚悟で占い師はやれないと改めて思いました。




大きな大きな気づきがありました。







守田先生は、
ご自身の講座も懇親会も自分のためでなく
生徒さんのための時間として全力を注いで下さっていることを感じます。
胸が熱くなりました。


守田先生、
今回ペアになって下さった方
一緒に参加させていただいた皆さま


ありがとうございございましたニコ







ちなみに
私も相談者側として占ってもらいました。
その事も書いていこうと思います。







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ここまでお読み頂き
ありがとうございました