ご報告いたします。

石黒久人の小説・『貧乏神バスターズ・インク』が、「幸福の科学 ユートピア文学賞2012」にて、佳作入賞いたしました。

http://www.irhpress.co.jp/irhpress/company/business/literature/2012_result/

応援してくださった方、ありがとうございました。

今後もますます精進してまいります。

よろしくお願いいたします。

石黒久人
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またまたやり直し英語。

テーマ:
またまた英語の勉強を再開しました。

今回は、「単語力を増強しよう!」がテーマです。

昨年、英語のCDを何百回も聞きまくったら、聞き取れるようになる、というのをやってみたのですけど、結論としては、「知ってる単語は聞き取れるようになるけど、知らない単語の意味はわからない」ということでした。

まあ、当たり前と言えば当たり前。
「聞き流しているだけで、英語がわかるようになる」というのは、「単語力がある」というのが前提だったようです。

で、やってる方法は、

1.英和対訳本を用意する。

今使っているのは、「サクセスNo.1 大学受験 基礎英文解釈」のシリーズです。
左ページに英文があって、右ページに和訳があります。

テキストとしても、このシリーズは、N.V.ピールの「積極的考え方の力」とか、デール・カーネギーの「人を動かす」、ダビッド.J.シュワルツの「大きく考えることの魔術」など、「どうせ暗記するなら、こういう本がいいな」というものなので、まあやる気を持続されるにはいいかな、と思っています。

2.スラッシュ・リーディングをする。

そのテキストに、シャーペンでスラッシュを入れていきます。
ボールペンにしないのは、時々間違うからですw

これをやりますと、あとは単語さえわかれば、文章の意味が取れます。

3.単語を、片っ端から電子辞書で引く。

知らない単語はもちろん、「知っているつもり」の単語や、知っている単語でも、右ページの和訳を見て「こんな訳があるのか?」というのは全部引きます。
ですから、かなり「引いて引いて引きまくる」感じになって時間がかかりますが、まあ仕方ないかなあ、と思っています。

で、単語は引くだけで、和訳はテキストに書きませんし、単語帳も作りません。
ほとんど忘れていきますが、忘れたらまた引けばいい、という方針にしました。


まあ、こんな感じです。
これで、とりあえず単語力を増強しよう、という方針でやり始めました。

もともと好きなSF作品を英語で読みたくて、長文読解の勉強はしていたので、この方法は合っているようにも思います。

ではまた。

石黒久人
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【涼宮ハルヒの目標実現法則 β版】

1.楽しくて心がワクワクするような「目標」を設定する。

2.その目標を、いかなる困難があろうと実現させようとする。

3.否定的な意見には、一切耳を貸さない。

4.他人に頼み、他人を巻き込む。

5.「変人」と呼ばれることを気にしない。
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ふと思いついたこと。

「根拠のない自信は、過信にすぎない」という人がいるが、間違っている。
「自分を信じる」ことに、根拠はいらない。
ただ、「自信」と「実力」は違う。
「自信」があっても「実力」が足りないと思うからこそ「謙虚」になれる。
そして、「自信」があるからこそ「実力」を伸ばすことができるのである。

「卑屈」と「謙虚」も違う。
「謙虚」とは、「自信はあるが、実力が足りない」場合の態度だ。
「私なんか、ぜんぜんダメなんですぅ」という人は、「自信がない」から「謙虚」になれない。
これはただの「卑屈」であり、「そんなことないよ」って言って欲しい、「奪う愛」の人である。

サクセスNo.1 中1英文法入門講義」を読んでいたら、次のような文章を発見。

「Good morning. はあっても、Bad morning. っていう英語は無いんですよ。
(中略)
なぜ無いかというと、Good morning. は元々、祈願文だからなんです。
相手の幸福を祈るための祈願文なので、元々の意味としては、I wish you (will) have a good morning. なんですね。
だから、「あなたが良い一日を持ちますように、良い朝を持ちますように、お祈りします」という言葉が入っているわけですね。
だから、Bad morning. っていうのが、実際ありえないんです。」


ちょっと感動したので、さっそくツイート。

そうしたところ、「では、Good bye. は? I wish you (will) have a good bye. は変でしょう?」という趣旨の質問が来ました。

「あなたねー、そういう質問を、「中1英文法入門」という本を今さら読んでいる僕に質問されたって、わかるわけないじゃんw」、とも思ったのですが、興味を持ったので調べてみました。

そしたら、なんと、こんな文章が! http://p.tl/9Vvx

「ちなみに、Good bye は、(May) God be with you. から来ているといわれています。
「神様があなたと共におられますように」という感じですね。
別れのとき相手の幸運を祈るのです。」

Good bye.の語源ですが、もともとは「God by」から変化したもので、「神が側にありますように」という相手の無事を祈る言葉です。」


これにもまたまた感動。

Good morning. も Good bye. も、ともに「祈りの言葉」だったのです。

何気ない普段の挨拶が、同意に相手の幸福を祈る、宗教的な「祈りの言葉」でもある。

そういう文化もいいなあ、と思った次第です。


石黒久人
「やりなおし英語」の現状報告を、ツイッターでさせていただきました。
恥かきの記録ですがw、お暇な方はどうぞ。

【1 たまにくる「英語の風」】
人生で何度かあった「英語を勉強しよう!」という気分、今まで全部挫折してきたんだけどw、今回はちょっと続いてますので、とりあえず1ヶ月程度のところで振り返ってみようかな、と思っています。

【2 失敗の理由】
今まで失敗した理由は、「背伸びしすぎたこと」に尽きるかな、と思います。
一応、大学受験のために勉強もし、多少は点が取れていた、というのがあったために、「もうちょっとレベルの高い、ビジネス英語を」とか思っての挫折でした。

【3 実力はというと】
30数年前の受験英語ですから、長文読解中心で、ヒアリングとかスピーキングはまったくダメ。
英文を読んだら、知っている単語を拾って意味を想像する、というレベル。(単語もいっぱい忘れた)
しかも、読んだら簡単にわかる文章でも、聞いたのではまったく理解できないお粗末なレベルです。

【4 英語CDを聞き流す】
英語CDを繰り返し聞く、という勉強法もあり、僕の場合、仕事の関係で車を長時間運転する時間がありますので、その機会をあてました。
使ったのは3000語レベル の英語CD「英語で泣けるちょっといい話」です。
50回ほど聞いたところ、確かに「くっきりと聞こえるようになる」部分もありましたが、わからないところはわからないままです。

【5 聞き流しただけではダメ】
元々語彙力があり、文法もできている人なら「聞き流すだけで、ある日聞こえるようになる」のかもしれませんが、「わからない単語の意味が、いつの間にかわかるようになる」のでは、ないようです。
「楽はできない」ということなのでしょう。

【6 いただいたアドバイス】
そんな折、ツイッターで知り合った翻訳や通訳をやっている方のアドバイスをいただいたのが、「音読を必ず行うこと」「中学の英文法を完璧にマスターすること」でした。
そういえば音読なんて久しく(30年くらい?)してないけど、まあできるだろうし、中学の英文法なんてできるに決まってる、と思い込んでいました。しかし……

【7 音読……できないじゃん】
実際、この英語CDのテキストを音読してみると、これが見事に読めない。
50回も聞いてるのに。
面白いのは、「ちゃんと聞けて、意味も完全にわかる文」は音読もできるのだけど、「聴き取れなくて、意味も中途半端にしかわからない文」は、音読もできない。
無理矢理読んでも、「口を動かして発声しているだけ」になることです。

【8 「完全に理解する」必要性】
ということは、「完全にわかる」必要がある。
英語が「完全にわかる」と、読んでも聴いてもわかるし、書くことも話すこともできる。
そんな感じがわかりました。
それで英語の学習法の本とか読みますと、「完全に理解すると、一生忘れない」とありました。

【9 中学英文法の本を音読】
そこでアドバイスに従って、中学英文法の本「くもんの中学英文法 中学1~3年」を音読し始めたのですが、目では読めるのに、音読しようとするとつっかかる。
すっと音読できる文と、「あれ?」とか考えないと音読できない文があるのです。
「文法も含めて完全に理解している文」と、「理解してない文」が見事に分かれます。

【10 中学レベルの音読も……できないじゃん】
中学レベルの文法と単語でも、「聴いたらわからない」のは、やはり「完全に理解していない」からのようです。
受験英語をやったので、「暗号解読」的には読めるのですけど、聴いたらわからないし、音読もつっかかってしまいます。

【11 まずは、反復音読】
仕方ないので、「まずは反復音読」を始めているところです。
反復の回数は、1ページ読む毎に本の右上に「正」の字を一画ずつ書く、という方法で記録してます。
で、「I speak English.」とか音読しているのですけど、これがなかなか楽しい。
気持ちが中学の頃に戻ったようです。

【12 音読は、頭脳の「言語回路」に水を流す】
そういえば、中学の頃は必ず音読していたし、英語の成績も良かった。
高校になって受験のための長文読解みたいなのばっかりやってたら、成績も下がったように思います。
感覚的な表現になりますが、音読をしていると、頭脳の「言語回路」に水が流れていくように感じます。

【13 音読はカラオケ?】
不思議なことですが、音読していると、脳内ホルモンが出るんじゃないか、という気がしています。
長文読解を机に向かってしているのは「しんどい」のですけど、音読はカラオケで歌っているような気持ちもします。
「勉強しよ」じゃなくて「英語やろ」という感覚です。

【14 音読は隙間時間にでもできる】
文法の細かいところはまだ見てなくて、とりあえずは中学英文法の本の例文を音読しています。
すっと音読できると快感、できないと「オノーレ」という感じですが、隙間時間、例えばパソコンを立ち上げる時間にも1ページくらい読めます。
「作業レベルにできる」というのがいいですね。

【15 反復音読は英会話の基礎訓練】
こうした「中学英文法の反復音読」は、現時点の僕にとってはとてもいい訓練だと思います。
以前、英会話学校にも通ったことがありますが、全然話せなかったのは、「こうした基礎訓練ができていなかったから」だと、今にしてみればよくわかります。

【16 これからの課題】
とりあえずは中学英文法の例文がなめらかに音読できるようになったら、主語や動詞を替えてみたり、過去形や疑問文やらに変化させられるようにしてみる予定です。
単語のおさらいもやりつつ、「完全に理解できる文」を増やそうと考えています。

【17 楽しんで英語と接する時間を増やす】
それ以外にやっているのは、洋楽を歌詞も含めて覚えてみたり、日本のアニメの英語版をネットで探して見たりとかしています。
性格的に「努力精進」だけでは挫折することがわかってますので、楽しんで続けられることで、英語との接触を増やしています。

【18 というわけで】
これが、1ヶ月目の現状です。
ツイッターでアドバイスをくださったのは、この方。
見ず知らずの方なのに、ていねいに教えて下さいました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
ありがとうございました。
またご報告させていただきます!

文責・石黒久人


【まずは感想】
「手塚治虫のブッダ」は収穫だった。
Yahoo!の映画レビューがあまりよろしくなかったので、がっかりして劇場を出るのを覚悟していたのだが、そうでもない。
ちゃんと「東映映画」だったし、「手塚治虫のブッダ」だった。

【映画の構成】
「手塚治虫のブッダ」は、原作をかなり大胆に構成しなおしているが、その再構成の仕方がいかにも「手塚的」だ。
原作初期の重要人物であるチャプラを、映画全体で完全にシッダールタの影としてのキャラクターにしている。
「我王」に対する「茜丸」、「アトム」に対する「アトラス」なのだ。

【脚本は】
「手塚治虫のブッダ」の脚本は吉田玲子さんだった。
やっぱり上手い。
ちらっとしか出てこないキャラも、ちゃんと人間像がある。で、シッダールタの直線的な物語に対して、チャプラの波瀾万丈な物語が交錯する。
ドラマとしてからんではいないのに、対峙して見える構成はすごい。

【物語の持つ力】
「手塚治虫のブッダ」には、オタク心を喜ばせるような要素はほとんどない。
どちらかというと、古い時代のアニメ映画を見ている印象だ。
絵もまあ雑なところもあるし、演出もいまひとつのところはある。
ただ、「物語そのものが持つ力」が半端ではないので、一気に見てしまう。
手塚原作の力だ。

【仏教諸宗派の方へ】
「手塚治虫のブッダ」は今日の昼に見たのだけど、お客少なかったぞ。
大丈夫か?
仏教の諸宗派はもっと動員しないと。
お寺にポスター貼っただけじゃダメだ。
この作品だけで仏教のすべてが語れるわけではもちろんないだろうが、縁ある人に見てもらう価値は十分あるぞ。

【現代への暗示】
「手塚治虫のブッダ」は奇しくも、現代を暗示しているところがある。
砂漠の巨大国家コーサラ国が、緑なす小さなシャカ国を侵略しようとする時代の話だ。
どこかの国と日本みたいだ。
そしてブッダは、小さな方の国に生まれるのである。

【残虐描写について】
「手塚治虫のブッダ」で、「残虐な描写」に対する批判がある。
僕も残虐を売り物にしたホラーとかは嫌いだが、「戦争」を描くのに残虐な描写を避けるのは、かえって欺瞞を感じる。
人が傷つけ合い、殺し合うのは残虐なことなのだ。
だから、「いけないこと」だと伝わるのだ、と思うのだが。

【人物の構成】
「手塚治虫のブッダ」の人物構成は、本当に不思議だ。
そもそもチャプラは、シッダールタとほとんど接触がないのだ。(原作ではまったくない)
こんな構成案、普通の映画ではほとんど考えられないのではないか?
手塚原作ならではのことだと思うのだが、見ていて違和感がないのが不思議だった。

【手塚治虫の発想】
手塚治虫が「ブッダ」を描くにあたって、ゴータマ・シッダールタよりも、チャプラをまず描こうとした。
そしてチャプラの野望と挫折の物語の後、シッダールタの物語が始まる。
「仏陀の生涯」の物語を、仏陀と全く関係ない人の生涯から始めている。
この発想は、やはりとてつもない。

【対位法という作劇】
手塚治虫の作劇を、萩尾望都が「対位法」になぞらえていた文章があった。
「対位法:複数の旋律を、それぞれの独立性を保ちつつ互いによく調和させて重ね合わせる技法」だそうだが、「ブッダ」で言えば、シッダールタの物語とチャプラの物語を、独立性を保ちつつ重ね合わせる、ということなんだろうな。

【なぜかガンダム話】
「手塚治虫のブッダ」におけるチャプラの物語は、「ガンダム」におけるシャアの物語に似ている。
主人公の影の存在として、いろんなものが対照的でありながら、観客はその運命を見つめている。
映画ではチャプラの物語のクライマックスと、シッダールタの出家を重ね合わせているから、満足感があるのだ。

などといろいろツイートして遊んでおりました。

文責・石黒久人
久々に英語熱が来たので、またぞろ挑戦してみます。

とは言っても、過去に何度も挫折しているので、その反省から、「今回は真面目な勉強はしない! 徹底的に不真面目に、面白そうな勉強しかしない!」と決めて、とりあえず、昔好きだった洋楽の詩を研究してみようと思い立ちました。

で、「スタンド・バイ・ミー」を解析してみたら、これがびっくり! 宗教ソングでした!

まずは、ベン・E・キングの原曲をどうぞ。



いいですねー、映画も良かったですねー。

詩はこんな感じです。


Stand by me

When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we see
No, I won't be afraid
Oh, I won't be afraid
Just as long as you stand
stand by me

So, darling darling
Stand by me
Oh stand by me
Oh stand
Stand by me
Stand by me

If the sky that we look upon
Should tumble and fall
Or the mountain
Should crumble to the sea

I won't cry, I won't cry
No, I won't shed a tear
Just as long as you stand
stand by me

Darling darling
Stand by me
Oh stand by me
Oh stand now
Stand by me
Stand by me..

Darling darling
Stand by me
Oh stand by me
Oh stand now
Stand by me
Stand by me

Whenever you're in trouble
Won't you stand by me,
Oh stand by me
Oh stand now
Oh stand
Stand by me


ここで告白しますが、この曲、「なんとなく好き」なレベルでして、意味を考えたことは一度もありません。(それが英語ができない理由?)

映画のイメージが強かったので、「友達にそばにいてほしい」くらいに考えていましたが、どうも歌詞を読みますと、すごい話になってる。

「空が落ちてくる」とか、「山が崩れて海になだれ込む」とか。

特に「 the mountain Should crumble to the sea 」ってこれ、聖書にでてきた「この山動きて海に入れと言えば、しかなるべし」という言葉じゃないか? と引っかかったのです。

また、昔呼んだ本に、「Only You」という曲の「You」は、イエス・キリストのことだ、と書いてあったことを思い出したので、そうした「宗教的解釈」でこの詩を訳してみると、こんな風になります。
(部分的に意訳しています)


夜が来て、世界が闇に沈み、月明かりしかなくなったとしても、

僕は恐れはしない。

主よ、あなたがそばに居てくれる限り。


主よ、愛する主よ、僕のそばに居て欲しい。

僕とともにあって欲しい。


もし空が落ち、山が崩れて海になだれ込む時が来ても、

僕は泣きはしない。僕は決して涙は流さない。

主よ、あなたが僕のそばに居てくれる限り。


主よ、愛する主よ、僕のそばにいてほしい。

僕とともにあって欲しい。


「あなたが苦しい時、あなたはいつも私のそばにいる。

そう、あなたはそばにいる。

あなたは今も、私のそばにいる。」



この訳詞に否定的な見解の方もおられるでしょう。

ネットで検索したところ「ラブソング」とか「友情を歌ったもの」という解釈はありましたが、僕の調べた限りでは、「宗教ソング」という解釈はありませんでした。
(僕が調べきれなかっただけかもしれませんが)

優れた楽曲というのは、何重にも意味を重ねていると言われています。

ラブソングのようで、友情を歌ったもののようで、しかも宗教的な心の琴線に触れるもの、としてこの曲はヒットしたのかな、とも思えます。

特に最後の「 Whenever you're in trouble Won't you stand by me 」において、歌い手の力強さが変わるんです。

これは、この部分は「主からのメッセージである」と解釈するのが「正解」なんじゃないかな、と何となく思いました。


今、世界は闇に沈もうとしているように見えます。

「Stand by me」は、今こそ必要な歌なのかもしれません。


文責 石黒久人






今回の「はやぶさ」の地上への落下は、僕個人としては、「天に還った」ように見えて仕方ありませんでした。

それは、主にNHKで放映されたはやぶさが燃え尽きるところの映像が、左下から右上に、「光が昇って行く」ように見えたかです。



おそらく、これは撮影を担当された、NHKのカメラマンの愛情と、計算のたまものだろうと思います。

落下予想地点はかなりの精度で予測されていましたから(日本の技術すごい!)、最終的な映像があのようになることを想定されて、撮影場所を決められ、カメラを構えられたのだと思います。


映像とか演劇の世界では、「画面において、主たるものが右から左に動くのと、左から右に動くのでは、視聴者が心理的に受ける印象が違う」、というようなことが、よく言われます。

「銀河鉄道999」(劇場版第1作)においては完全にこの原則において演出が行われていて、999号が惑星に降りてくる時には右から左、惑星から宇宙に旅立つ時には左から右、という動きになっています。

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-銀河鉄道999 ラスト

これは人間の心臓が左にあるためで、右から左に動くものを見た時には「内側に入ってくる」、左から右に動くものは「外側に出て行く」イメージが連想されるから、と言われています。(本当かどうかよくわかりません)


これに、上下の動きが加わります。
もちろん、上から下の動きは「落ちる」、下から上の動きは「昇る」です。

この二つのベクトルの組み合わせで、単なる「映像」ではなく、人の心に訴える何かを伝えることができます。


はやぶさが地球に落下してくる映像で、大半の人たちが描いていたのは、「右上から左下に流星が流れて、燃え尽きる」というものではないかと思います。

(これは仕方ないですね。ガンダムもゼータガンダムもプラネテスだって、「大気圏突入」と言えば、「右上から左下」と決まっているようなものですから)


実際にJAXAで発表されていた「カプセルが大気圏に突入するときの想像図」も、「右から左」でしたし、

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-カプセルの大気圏突入

あるいは、みんなが思い描いていた「絵」としては、「サイボーグ009・地下帝国ヨミ編 最終回」で009と002が「流れ星になる」シーンではないかと思います。

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-サイボーグ009 流れ星

でもねえ、僕はここで、NHKのカメラマンの愛情を感じる。
撮影位置を決める時にね、「右上から左下」に流星が落ちる、という絵だったら、みんな悲しむんじゃないかと、考えられたと思うんです。

みなさん想像してみてください。

あの、はやぶさがバラバラになって燃え尽きていく映像がね、右上から左下に流れてごらん、号泣するよ、きっと。
見るのに耐えられないと思うよ。

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-流れ星

ぎゃおー、やめてくれえええええ。


でも違ったよね。

映像では、「左下から右上」に、あたかも天に向かって光となって上昇していくように見えたよね。

これは、カメラを固定する位置を決めた方の、愛情であり、メッセージだと思うのです。

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-昇天

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-昇天2

「はやぶさ」は、大気圏で燃え尽きたんじゃない。

光の群れとなって、天に昇っていったんだ……


カメラマンの方の、そんなメッセージが込められていたんじゃないかと、思います。


これに気付いたのは、偶然に(「神の創られた世界には偶然はない」、んじゃないの?)読んでいたマンガに、そっくりのシーンがあったからです。

椎名高志の「GS美神 極楽大作戦・霊列車でいこう!!」の最後のページです。

これは新幹線の幽霊が天国に還ってゆくシーンなんだけど、ほら、光となって天に昇っていくはやぶさの映像とそっくりでしょ。

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-極楽大作戦

「ツクモガミ」と言って、長く使っているうちに道具や品物が魂を持つことがあるのよ。

うーん、はやぶさにも魂が生まれていたんじゃないかなあ、なんて思ってしまう。

GS美神極楽大作戦!! 2 新装版 (少年サンデーコミックスワイド版)/椎名 高志

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これだけ愛されたんだもんね。

きっと天上界の科学技術の世界で、今ごろ英雄として祀られた神様になってるんじゃないかな。

(余談。「はやぶさ2」の予算を17億円から3000万円まで「仕分け」したと言われている民主党の蓮舫議員は「無能な政治家」として袋叩きになっている上に、秘書のチカン行為がばれて大変みたいなんですけど、これって「神罰」?)


ともあれ、NHKのカメラマンさん、ありがとう!

あなたのおかげで、はやぶさが燃え尽きていく映像を見て号泣するとばかり思っていたのに、光となって天に還っていく、崇高な宗教的感動を得ることができました。

本当に、ありがとう!



石黒久人



$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-はやぶさの地球

なんという美しい写真だろう。
JAXAで発表された、小惑星探査機「はやぶさ」が最後に撮影した地球である。

残念ながら地球を中心におさめることはできなかったようだし、ノイズも入っている。下のグレーの部分は、電送の際の何らかのトラブルだろう。


だが、この構図の美しさは何だ。

画像全体に対する地球の位置に加え、ノイズが、そして下のグレーの部分まで、はやぶさが最後の力を振り絞っているようにさえ見える。

霊界には「美」を司る精霊がいる、という話を聞いたことがあるが、まさに美の精霊たちの仕事だ。


そして、この写真を見ているうちに、僕は昔見た映画のポスターを思い出した。

1980年に日本でも公開された、「スター・トレック」の映画第1作である。

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-スタートレック

ほら、垂直に入った光が、はやぶさの写真のノイズにそっくりだろう。


そしてさらに、恐ろしいような符合に気付く。

「スター・トレック」の映画第1作は、(以下、ネタバレのため、ずっと下の方で書きます)





























宇宙探査機ヴォイジャー6号が知性を持ち、自分を創った「創造主」を求めて、地球に帰ってくる、という物語なのだ。

$金の羽根ペンクラブ 思索・情報ブログ-voyager02 ヴォイジャー2号


だからなのだ。

30年も前に見て、大好きだった映画の感動が潜在意識に刻まれてたから、僕ははやぶさから目が離せなかった。
はやぶさが最後に撮った写真からも、目をそらすことができなかったのだ。


それに気付かせてくれたことに、感謝。
本当に嬉しい。



石黒久人