【ナンパのテクニック】こじつけでも理由をつけると承諾されやすい。 | 三茶農園/きむらさとる

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ハーバード大学の心理学者エレン・ランガー教授がおこなったコピー機の心理実験ですが、
これからコピーをとろうとコピー機の前にいる人に対して、次のように申し出ました。

A 「すみませんが、先にコピーをとらせてもらえませんか?」
B 「すみませんが、急いでいるので先にコピーをとらせてもらえませんか?」
C 「すみませんが、コピーをとらないといけないので、先にコピーをとらせてもらえませんか?」

要求のみのときの承諾率は A:60% であるのに対し、
本物の理由を付け足したときの承諾率は B:94% で、
もっともらしい理由を付け足したときの承諾率も C:93% に達したそうで。

ある働きかけによって、深く考えることなしにある行動を起こしてしまう心理現象で、カチッサー効果というそうですが、テープレコーダーの再生ボタンを「カチッ」と押すと砂嵐が「サー」と流れるのでカチッサーです。

若者にはわからないかw というわけで結論ですが、

「お茶しようよ」よりも、
「いいカフェを見つけたから、お茶しようよ」や
「話したいからお茶をしようよ」と言った方が承諾率がよくって、

「LINE教えて」よりも、
「連絡したいからLINE教えて」や
「また連絡するからLINE教えて」と聞いた方がOK率がアップするわけですが、

これを知ったときに、ためしに「数字フェチだから番号教えて」と言ったら拒否されました。理由づけにも限界があるようです。


キモイのはだめですw