三茶農園

 気付きの共有。コミュニケーション、演出表現について、まちづくり。渋谷とか静岡。


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昨日は、公共コミュニケーション学会の研究交流集会に参加してきました。地域における「高校」の可能性について探るため、静岡県立島田商業高校が地域にひらいた形で開催している島田フューチャーセンターの紹介がなされました。

 

なぜ高校フューチャーセンターが立ち上げられるのか?
どうしたらあんなにも高校生たちが成長するのか?

 

についてポイントがいくつかあったのでまとめておきます。

 

商業高校
商業や工業などの実業高校は、卒業後に就職する生徒が多いです。社会に出る前に、親以外の大人と話したり触れ合うきっかけがあるのは、生徒の成長にすごく役立っているようです。また進学校だと親御さんが勉強を優先させたがるため、課外活動であるフューチャーセンターへの取り組みには理解がうすい可能性が高いです。

 

文化部
スポーツ強豪校だとスポーツ部は忙しいです。暗くマイナー(?)なイメージのある文化部の生徒たちにスポットライトを当てることで、続々とヒーロー/ヒロインを輩出しています。

 

コミュニケーションに偏差値は関係ない
進学しようと就職しようと関係なく「自分たちが回すんだ!みんなを巻き込んでいくんだ!」ということを常々伝えているそうです。未来思考。高い目標。

 

紹介制
大学フューチャーセンターの話なのですが、3年に一度ぐらい「女子大生と仲良くなりたい」という変なおじさんが現れたりします。大学生の場合、ほぼ成人ということで自己責任と言えますが、未成年である高校生を守るための方法として、一度参加したことのある人からの紹介制を取っています。議題(アジェンダ)は地域にひらかれた形でひろくオープンに集めていますが、参加者はセミオープンです。

 

場作り

音楽をかけながら、お菓子を配り、ティーパーティーのような雰囲気を作り、円卓にして、上座を作らず、みんなが話しやすい雰囲気を作り出しています。

 

気付きの共有
セッション終了後には、気付きと反省の共有会を毎回1時間弱やります。A3の紙を配り、半分にメインファシリテーターへのほめ言葉を最大限。もう半分にはこうなったら島田フューチャーセンターがもっと良くなりそうなことを。内容はみんなでその場で共有します。例えば「参加者の笑顔が少なかった」という気付きですが、「笑顔がなくてつまらなかった」という見方と、「笑顔が少なくて真剣だった」という両面の捉えかたがあることを伝えます。この役割は、先生ではなく、サポート大学生と大人有志たちがやります。先生以外の価値観や考えがあること、本質が何であるかを問いかけます。

 

さらに学校内で次回に向けてもう一度
気付きと反省の共有会を受けて、次回に取り組むことを先生と相談してひとつ決めます。たとえば、次回は時間配分をまもろう。など。

 

困ったら頼る
みんな仲間なので助けてくれます。困ったら、大人に頼る、仲間に頼る、先生に頼る。

 

アクションさせることを徹底的に
地域活性の商店街団体とは文化祭で模擬店をいっしょに作り、商工会とは商品開発をし、博物館とは展示品の擬人化ARアプリ開発をし、市役所とは地元の逸品選びをし、まちづくりNPOとは地元の素敵商店主を紹介する島田本を出し、まちづくり団体をつなげていっているのは、大きな成果のひとつかもしれないです。

 

 

これまで「産官学」の連携で「学」=「大学」として理解されてきたわけですが、大学は全国どこの地域にもあるわけではありません。地域との距離や活動の持続性という点では、大学よりも身近な高校が「産・官、そして地域」の結節点となりえます。


今日は実際に、高校生ファシリテーターによるフューチャーセッションを全員参加で行いましたが、雰囲気を簡潔に共有すると、高校生らしい初々しさと高校生らしからぬ堂々さがあったと思います。たどたどしく守ってあげたくなる弱さと、笑いもおり混ぜながら落ち着いて進めていく強さ。

 

大人に操られて言われたとおりに動くのではなく、自分たちで考えて行動できてるんだなぁということがひしひしと伝わってきました。一年以上高校生たちと向き合ってきたのですが、今日はとりわけ成長が見て取れたのでとてもうれしく、誇らしく、思いました。

 

プロファシリテーターや手馴れた大人たちが神がかって進めるセッションやワークショップはさすがである一方、経験やテクニックはなくとも、真剣で、純粋で、柔軟な高校生でも素人でも協働できることを魅せてくれていました。高校生たちがファシリテートする良さが出ていたんじゃないかなぁ。

 

さくさん、困って困って大人に上手に頼ったのはさすが。

なっちゃん、大人たちを楽しませながら場回ししていました。

まつかん、教授にハイタッチをもとめてスカすほどの余裕。

しばっち、「教授総括お願いします。簡潔に」の落とし完璧w

 

研究会参加の皆さま、運営の皆さまお疲れ様でした。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

参考リンク: 高校生がつくるフューチャーセンター

参考リンク: 「魅力ある人たち」を紹介していくプロジェクト

参考リンク: 『島田物語/島田の人めぐり』の刊行とお礼

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「結論から言えよ」「本質ねぇなぁ」「目的なんなの」

大事な視点だけれど、わからない人には、わからないよね。

因数分解してあげる役目が必要なのかも。

一人を育てて成長させるには、そういう意味では、

ビジョンやミッションを提示するマネージャーと、

因数分解してあげるマネージャー補佐の二人以上が必要なのかもしれん。

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町田市の小学校の副校長先生に伺った話なのだが、

全校生徒で680人いる学校で、自由に活動に使える予算が

年間70万円しかないという話。

防災とか教育のワークとかプログラムをするにしても、

教材費で10万円とか20万円はかかるわけです。

けど、ガラスが割れたり、蛍光灯が切れたりすることを考えると、

湯水のごとくは使えない。なんとかならないですかね。
ふるさと納税。使えないかな。

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