子どもを褒めるとき、「能力」「結果」を褒めてはいけない。 | 三茶農園/きむらさとる

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“ただ単に“頭がいい”と能力を褒めた場合と、
“一生懸命努力したからだね”と努力を褒めた場合に
大きな差が出ることが分かった。

努力を褒められた子どもは、
何かを学ぼうとする意欲が強くなり、
やりがいのある問題に取り組む。
たとえ失敗しても努力が足りないと考え、
さらに努力し、成功の可能性が高まるとのこと。

それに対して、
ただ、“頭がいい”“芸術の能力がある”“音楽の才能がある”と
特別な能力があると褒められた子どもは、
困難な状況を避けたがり、努力に欠け、
失敗した場合に、無力感に襲われるとのこと。”
子どもは褒めて伸ばせ、とよく聞くが、ともすると能力や結果を褒めてしまいがちだ。
そうではなく「過程」や「努力」を褒めることが大切ということは、途中経過を知ってなければならないわけで、一生懸命、その子と向き合わなくてはいけないということ。