黒塗り高級車の使用、カーナビゲーションシステムの全車搭載、オゾン脱臭装置や携帯電話充電器の設置など、充実した車内サービスに加えて、乗務員の接客態度のよさが評判となり、その後も、他社に先駆けて新たなサービスコンセプトを生み出すことで、タクシー業界の常識を覆す、業界の風雲児的存在として注目されている。
タクシーは運送業ではなくサービス業、という新しい価値の提供が、一見すると、成功の秘訣に見える。しかし、
自身の仕事に誇りを持ち、よりよいサービスを提供したいという意欲を持った乗務員が育ち、集まり、その人材力が新しいサービス発案と実現を支えていることこそが「ハロー・トーキョー」の強さの秘訣なのだろう。
モチベーションの高い従業員が多く集まって、顧客リピーター化を目的にニーズを感じ取り、それを新しいサービスコンセプトとして継続的に発信・実現できる企業は強い。
こういうの読むと、会社(=新しい価値の提供)をどうもやりたくなる・・・。