腰に優しく・・・私の山の必需品 | 【治療家たちのつぶやき】吉祥寺の整体院・きむらカイロプラクティックより

腰に優しく・・・私の山の必需品

皆さん、体を動かすには気持ちいい季節になりました。

私は、山登りを趣味のひとつにしています。
先日も、山梨県と長野県の県境にある、金峰山(2,599m)に登ってきました。峠にある駐車場は、すでに標高が2,360mあり、頂上までの標高差は239mしかありませんが、山(朝日岳)をひとつ越えていくコースなので、上り下りが厳しく、とても楽しめました。
下山もひたすら下りではなかったので、膝を痛めることなく、降りて来る事が出来ました。

さて、私にとっての登山の必需品のひとつにトレッキングポールがあります。
スキーのストックのようなものですが、使っていなかった頃に比べると、格段に登山が楽になったように思われます。

登山は、膝の屈伸が階段の上り下りのように均等ではなく、例えば、登りでは腿が胸につくくらい深く曲げたり、下りでは真っ直ぐ伸ばした状態での着地、また、踏ん張る側の足が不安定な状態になったりと、かなりの負荷がかかるのは、ご承知の通りです。
その負荷は、街中の下り坂を歩くだけでも、体重の7倍になるそうです。

その上に、登山では前傾姿勢をとり、荷物も背負っているので、腰への負担もあります。

腰椎は5つありますが、第3腰椎の椎間板にかかる負荷は、まっすぐに立った状態を100とすると、前かがみの体勢では150になります(ちなみに、イスに座った状態でも140、イスに座った状態での前かがみになると200と言われています)。


ここでトレッキングポールの登場です。
長さ調節ができるので、登りでは適度に短め、下りでは適度に長めにし、あまり体から離れた位置につかないよう心がけ、前傾姿勢の腰への負担を腕に分散させるように使いますが、あくまでも補助として使うので、逆に腕に負荷が掛かり過ぎないように気を付けています。


トレッキングポールの使い方を調べてみると、使うこと自体を反対する方もいらっしゃいました。
その理由は、自然破壊
高山植物や木の幹を傷つけたり、登山道に穴が開くことによって、土が流されやすくなり、雨で表土が流失して、登山道自体が荒れてしまう、などです。
ポールの先端にゴムキャップをつけることによって、なるべくダメージを与えないことが大事です。
要は、「自然とは、思いやりを持って優しく付き合いましょう!」ということですね!!

                       東裕之


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おかげさまで14周年
バキバキしないのには理由があります!
「目指すは、腰痛知らずアスリート!」
東京・吉祥寺のまじめな整体院

きむらカイロプラクティック・吉祥寺