許認可の仕事が行政書士の仕事の中では、独占業務となっている
ものですいわば、王道です。
行政書士の業務である官公庁に提出する書類作成の主なものは、
この許認可です。
その数だけでも1万種類以上あるそうです。
何か営業をしようと思ったら、ほとんどそこに許認可(届出)が
必要で、また行政書士が活躍できる場があるということだと
思います。
各許認可ごとに「業法」と呼ばれる法律が存在します。
建設業であれば、「建設業法」、宅建業許可であれば、「宅建業法」、
古物商であれば、「古物営業法」。
種類が多く、実際の手続きには地域による細かな差異もあり、
それぞれにノウハウがあって各行政書士の方々で、
専門があるようです。
これらの法律の文言だけでなく、目的や趣旨を理解した上で、
必要な書類を作成する必要があります。
お客さんは必ずしも法律を理解されているわけではありませんので、
「営業したいこと」「やりたいこと」を具体的な手続きに変換し、
それを具現化するのが、行政書士の仕事です。