空き家管理の観点からも定住人口の観点からも

住宅政策の大事さを感じている昨今です。

 

 

 

 

だいたいの枠組みとしては、

JTI(一般社団法人移住住み替え支援機構)が貸したい家主と借りたい人の間を取り持ちます。

 

●家主のメリット

・1度住み始めたら次の人が入るまでの空室保証がある。

※最初の貸し出しから1回目までの空室保証はない。

・3年契約なので、退去してもらおうと思ったら期限を切ってできる。

 

●借りる側のメリット

・JTIが間に入って審査している家なので品質(耐震性能や水回りなど)がある程度担保されている。

・市場価格の概ね8割程度の安い賃料で借りることができる。

 

 

だいたいこんな感じです。

それぞれのデメリットはこれの裏返しですが、

●家主のデメリット

・市場価格より安い賃料しかもらえない。

・耐震性能とかが悪ければリフォームしてからじゃないと貸せない。

 

●借りる側のデメリット

・短期間(数年程度)で引っ越さないといけない可能性がある。

 

 

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7月15日にその説明会があったとのことで、

参加状況などを担当課に伺いました。

 

今回の参加者は18人(1時間半程度の説明会)

1か月後(8月終わりころ)に

個別相談会を希望の方は個別相談会に。

 

5組くらい予約で、1組1時間程度で個別相談をしていくとのことです。JTIと京阪不動産と枚方市で相談に乗ります。

 

ちなみに、去年は2回説明会実施。

1回目は60人

2回目は20人

この時も個別相談に移行したのは3~4割程度とのことです。

 

 

個人的にはもっと参加してほしいですが、

1回目はすごく来るけど、

今後は20人くらいで推移するのではと。

 

 

 

JTIの要件が厳しいようです。

建築確認があるかとか。

固定資産税が滞納・耐震。

水回りの検査もあります。

 

そうなると、普通の不動産仲介で貸すことも考えるとか。

 

お金を出して(リフォーム代を負担してまで)

まで貸したい人はいない。というのが現状のようです。

 

もっと流通していけばいいのですが。

もうちょっとビジネスベースで考えたほうがいいのでしょうか。

 

 

 

最近こんなニュースもありました。

 

国交省モデル事業「LIFULL HOME’S空き家バンク」 自治体からの参加登録受付開始

 

 

 

住宅関係については今後記事を書いていこうと思います。