予算の質疑、続きまして不登校支援についてです。

 

不登校支援の内容について、

以前に比べると人員的には充実してきております。

 

ただ、最新の不登校率があがっているようで。

中学校で平成27年度は3.49%ですので、

クラスに1人はいる状態です。

 

量のカバーはある程度出来てきたとして

(まだまだ、という見解もあるかとは思いますが)

質の改善を求めました。

 


■不登校児童に対する取り組みについて

 

 

 


【質問】
一般会計予算説明書のP.383の教育研究費のうち、不登校支援協力員配置事業経費についてお尋ねします。この事業で中学校に不登校支援協力員を配置し、不登校生徒への支援を進めてきたと思いますが、平成26年度の不登校生徒数の割合と比較して平成27年度の状況についてお伺いします。


【答弁】
中学校における不登校生徒数の割合につきまして、お答えします。平成26年度は3.30パーセント、平成27年度は3.49パーセントといった結果となり、0.19ポイントの増加となっております。

 


【質問】
平成27年度は、平成26年度より不登校生徒数の割合が増加している状況ですが、不登校の要因にはどんなものがありますか。また、本市ではどのような要因により、不登校生徒数の割合が高くなっているかお伺いします。


【答弁】
不登校の要因は、文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」において、「学校における人間関係」、「あそび・非行」、「無気力」、「不安」が主な要因となります。
平成27年度、本市においては、「不安」による要因が最も高く、続いて「無気力」となっています。

 


【質問】
「不安」「無気力」の要因による不登校生徒数の割合が高いということですが、そのような要因の不登校生徒に対しては、どのような取組をされていますか。


【答弁】
本市では、主に心理的要因で不登校状態にある児童・生徒に対し、保護者と連携を図りながら様々な取組を通して登校できるよう指導・支援を行っています。
具体的には、全中学校配置の不登校支援協力員及びスクールカウンセラーにより、校内適応指導教室での学習支援や教育相談、生徒や保護者の相談を受け、助言を行うなど、心理的な面からのサポートを行っています。
また、枚方市適応指導教室「ルポ」を枚方市立教育文化センター内に設置し、学校と連携をしながら不登校児童・生徒の支援に努めております。
今後も不登校生徒一人ひとりの声を受けとめ状況に応じた、きめ細かな支援に努めてまいります。

 


【意見要望】
現在一中学校に1人は支援員が配置されているということで全校に配置されていなかった時代に比べると量はある程度カバーできてきたと思いますので、それぞれの質を上げて行っていただきたいと思います。不登校をなくすには、授業が面白いこと、もしくは、楽しい人間関係がある状態を作る必要があると思いますので授業力の向上や、人間関係の不安を払拭させるためにクラス作りのコンテンツの充実し、大阪府平均、全国平均を下回ることができるように取り組みを進めていただきますよう要望いたします。

 


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枚方市議会議員
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