今さらながらですが、
個人的には注目の取り組みです。

自治体違えばこういうことに取り組んでいる自治体もありますよ、という話です。


若者支援SIB.jpg



ソーシャルインパクトボンド とはなにか?




官民連携のインパクト投資である。インパクト投資家から調達した資金を基に、行政サービスを民間のNPOや社会的事業者に委託し、事業が成果を挙げた場合にのみ削減された行政コストに基づいて投資家に報酬が支払われる。民間資金によって社会的コストを削減する事業が実施できれば、行政コストも削減されるうえ、インパクト投資家がリターンを受けることができるという仕組みであり、事前に設定された目標が達成されない場合、投資家への支払いは発生しない。対象とする社会課題の性質、施策を行う事業者、目標の設定、評価機関、そしてそれらを管理する中間支援組織のいずれもが重要な要素となる。


とwikiからの貼り付けで恐縮ですが、
官民連携で社会問題を解決していき、
コスト削減分だけリターンがもらえるという話。


官民連携というところと、
効果をしっかりと見ていく
というところがポイントになりそうですね。

官だけでやると費用対効果がなかなか図れないことが多いですし、
固定額を支出していくことが多いですが、
民間と連携することで柔軟な対応もできそうです。

とはいえ、
効果が表れなかったらリターンもないのでしょうから、
投資が集まるのかというのは気になりますね。

いずれにしても注目です。

それにしても官民連携の手法もどんどん新しいものが出てきますね。



2015年は横須賀市と福岡市と尼崎市と3市のようです。


業界にいる人間としては、
新しい取り組みをする自治体って概ね限られているように思いまして、
この3市についても「あぁやっぱり」という印象です。

新しいことが全部が全部いいとは思いませんが、
これまでの手法を同じようにやり続けていても
なかなか頭打ちだと思いますので、
いろんなことにチャレンジしていくことは大事だと思います。



委託先NPOはどこかと思ったら、
育て上げネットさんなんですね。

こういう感じの補助金を固定で受けるのではなく、
こういう形の方が持続可能で望ましいのではと思います。

ずっと継続していき、
効果が頭打ちになっててきたときはどうするのかも気になりますね。




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