ブログのアップが大変遅くなりましたが、
まなびングと放課後自習教室の市内視察(11月11日)の内容です。

放課後自習教室の内容についてはもうしばらくお待ちください。。


まなびングの詳細については
別記事にまとめておりますので、
コチラ
をご確認ください。
(パワポ資料を貼り付けたものですが)


ざっくり申し上げると、
一人アシスタントをつけることで、
勉強がわからない生徒のフォローや、
昼休みの遊びなどを円滑にする事業です。





まなびングサポーターありのクラス。
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先生が前で説明している時にも後ろから全体を見ることができます。


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演習時間も2人でチェックできます。




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まなびングサポーターなしの教室。
先生が一人で自習用プリントを配布しています。



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同じく演習をしている時も先生一人でチェックをしています。

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1人で見るよりも2人で見るほうが効果があるなと改めて実感しました。

ポイントは人材確保のようです。


視察させていただいた山田小学校では
前期は7人の登録がありましたが、後期は4人の登録です。
昔は10人ほど登録があったようです。

主に大学生が登録するので、
関西外大が近い山田小でこの人数ですから、
大学が近くにない小学校ではもっと登録者数が少ないのではないかと思われます。


「正直なところ、どれくらい方がまなびングでサポートしてくれるといいですか?」
と校長先生に聞いたところ
「1日1人は来て欲しい」
とのことです。

そう考えると5人は必要ということになりますね。


事務事業実績測定調書からは、(リンク先のPDFの19~20P
市立小中学校55校において、175名がサポーターとして、
と書かれていますので、
1校辺りの人数で考えると3.18人(175/55)ですので
山田小は平均を上回っていることになります。

また、全ての小中学校55校での実施を目標としていますが
いま85%くらいなので実施されていない学校があることもわかります。

(地理的な問題や、生徒の人数の問題などそれぞれの事情もあるのでしょうが)


こちらにまなびングのリンクを貼っておきますので、
ご興味ある方はぜひクリックしてみてください。
登録者募集―子どもたちの教育活動に協力していただける方―


人員不足については時間の関係もあるので、
お金だけで解決できるのかわかりませんが、
1回500円です。

バイトとは違う位置づけではあるものの
考えさせられる金額です。

待遇を改善するだけで増えるものでしょうか。
また待遇をどこまで改善すれば増えるのでしょうか。



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さて、余談ですが、
視察させていただいた山田小は単学級が3学年(2・4・6年生)あるとのこと。

単学級というのは、
1学年1クラスだけのことです。

私が小学生の時は
1-1から1-3までありましたが、
山田小の場合は、2年は2-1だけということですね。


小規模学校のメリットもあるのでしょうが
学校の規模についても今後は検討が必要だと思います。