遅くなりましたが、
先進都市視察の2日目、福岡市の取り組みについてです。

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これが地下にある雨水の貯留施設です。

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基本的には下記の貯留施設の現地視察がメインだったのですが、
それ以外にも様々な取り組みをされており、

側溝じたいを浸透しやすいものにしているとのこと
道路の舗装も少し費用がかかっても浸透しやすい舗装にしていること
条例で開発時にも雨水流出抑制をかけていること
など、
できることは全て取り組んでいるという印象です。


市役所で取り組みについてお話をお聞かせいただき、
その後現地の貯留施設へ。


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公園施設の野球場を掘り下げて貯留池に。
そして、グラウンドの地下に貯留槽を作っています。

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全体の位置関係を俯瞰するとこのような感じです。


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写真では伝わりにくいかもしれませんが、
野球場を堀下げており、水が貯まるようになっています。


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水が野球場に流れていくときには
この赤色灯が回転し中に人が入らないようになっています。


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そしてこちらが地下の貯留槽です。




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水はここから入ってきます。
直径2.4mです。


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目盛りがついていて、
溜まった年月日が書いております。
一番上がH21年7月21日、
1時間辺り100ミリ以上の雨が降った時です。
この貯留槽があることで浸水被害はなかったとのこと。








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貯まった水はこのポンプで排出していきます。
24時間あれば貯留槽いっぱいになった水も全て排出できるとのお話。



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貯留槽の上は普通のグラウンドです。


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この建屋から地下の貯留槽に行きました。



久留米市、福岡市ともに、グラウンド/公園などを掘り下げての貯留と
地下貯留施設のセットでした。

ちなみに、福岡市は
野球場の掘り下げと地下貯留槽、付随の管で合計26億円。


敷地があるかと財源の確保がポイントですね。

今回の内容も所管事務調査の報告をまとめるにあたり、
活用していきたいと思います。



余談ですが、
市長選挙の直前でした。
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お忙しい中視察を受け入れていただきありがとうございます。
視察日は10月31日、選挙は11月2日より。

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飲酒運転撲滅の看板もありました。