昨日の建設常任委員会の内容です。


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昨日は改めて市の取り組みを体系的に説明をしていただき、
その後委員からの質問をいたしましました。


雨水対策は、
どうしてもお金のかかる分野です。

雨水管を整備するにしてもポンプ場を整備するにしても、
貯留槽などの貯留施設を整備するにしても。


それにしてもお金が回っていない印象を受けます。

枚方市は都市インフラに対しての
投資がやや少ないように思えます。

枚方市に住んでいる方であれば、
道の狭さとか道の複雑さとかを感じると思いますし。


ここらへんをしっかりと見える化できるといいのですが。


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枚方市は21の排水区に分かれていて、
排水区ごとに浸水対策を進めています。



8月にはポンプ場の現地視察も予定しています。


11月には先進自治体の視察に行ってまいりますが、
その視察先もこの浸水対策についての視察となる予定です。

今年度委員会として調査をして、
できる限りよい提案をできるように委員会の一員として尽力してまいります。


本日はまずは概況説明です。


枚方市は21の排水区に分かれています。

ポンプ場は9箇所あります。


各ポンプ場の開設年と処理能力。

北部ポンプ場 S46
計画能力(㎥/分)3093
現況能力(㎥/分)2258


黒田川ポンプ場 S54
計画能力(㎥/分)4296
現況能力(㎥/分)1239



溝谷川ポンプ場 S46
計画能力(㎥/分)1239
現況能力(㎥/分)963



新安居川ポンプ場 S38
計画能力(㎥/分)1190
現況能力(㎥/分)410



安居川ポンプ場 S38
計画能力(㎥/分)786
現況能力(㎥/分)681



さだポンプ場 S49
計画能力(㎥/分)2712
現況能力(㎥/分)2070


深谷ポンプ場 S47
計画能力(㎥/分)296
現況能力(㎥/分)266



藤本川ポンプ場 S59
計画能力(㎥/分)1480
現況能力(㎥/分)1230


犬田川ポンプ場 S60
計画能力(㎥/分)817
現況能力(㎥/分)349

※平成26年3月現在

まだ計画能力まで到達していないポンプ場が多々ある。

ポンプ場の能力が計画能力まであがったら10年確率は対応できるのか?
計算上はいける。


ポンプの老朽化は大丈夫なのか?
いま長寿命化計画を作ってなんとかやっていく。
新しいものに取り替えもしてったほうがいいがお金がないという側面もある。


新安居川ポンプ場の今後に整備について
なぜ6年もかかるのか?

総事業費約50億くらいかかる。
10億ずつなので時間がかかる。


公共施設の中での貯留施設の充実はしていかないのか?
今後施設を担当している部署と連携しながら進めていく。



現在の雨水管整備率は、
10年に一度降る大雨に対応できる排水能力がある管渠の整備率は約4割

(10年確率の大雨がここ数年でもう何回か発生しています)


整備に約1000億円かかるというけんはどういう内訳か?
ポンプ場200億から300億。
主要な管渠560億~600億


10年間でどのくらいすすめるのかを定めることはできないのか?

全体の事業費がポンプ場整備や、幹線管渠とかにわけてるから、
具体的な数字は持っていない。

浸水の目標数値何%というのはない。





ハード整備は時間とお金がどうしてもかかる。
ソフトとして保険加入の促進もさらにやるべきではないか。



これまでも被害が多かったさだ排水区は
下水道浸水被害軽減総合計画を策定して
進めていく。

今後樟葉排水区も進めていく予定。