なかなかUPできていなかった。3月議会の内容です。

(申し訳ありません。順次上げていきます)




事務事業実績測定調書という
いわゆる行政評価シートの項目と関連させての質疑です。

枚方市の施設には、

市が直接運営している施設(直営)

と民間事業者や外郭団体などが
運営している施設(民活・指定管理など)があります。


運営主体が行政でも民間事業者でも、
公共施設は効果的効率的に運営されるべきで、
運営実態が把握できている状態でなければなりません。

直営の施設は、1つの公共施設でも

ハード事業とソフト事業が個別に計上され、
複数の観点からの事業チェックが可能ですが、

指定管理の施設は1つの公共事業で一括委託をしておりますので、
1つの事業として管理されており、
ハード事業とソフト事業の個別のチェックが困難となっております。


今後、
複合機能を有した公共施設
(図書館と生涯学習市民センターの複合施設)
への指定管理導入もされています。

そういった中、指定管理の施設について
開館日数だけを行政評価シートの項目にするのではなく、
公共施設を様々な指標で事業チェックがしやすい形に、
すべきではないかと提案をいたしました。



【質問】
総合福祉会館(ラポールひらかた)管理運営経費について質問します。


指定管理料として、163,029千円を計上されています。

事務事業実績測定(行政評価シート)における
総合福祉会館維持管理事業の指標は開館日数とされておりますが、
なぜこのような指標になったかお答えください。

(なぜ開館日数だけが評価項目になるのかという意味です)


【答弁】
総合福祉会館の指標を決定するにあたり貸室の稼働率や、
各種事業の参加者数などについて種々検討いたしましたが、
総合福祉会館は複合施設で、
デイサービスセンター、有料・無料の貸室、
温水プールや喫茶コーナーなどがあることから、
市民の様々な福祉活動を支援するための場を確保するという観点から、
開館日数を指標としたものです。


なお、指標とは別に事務概要において、
総合福祉会館の有料・無料の貸室や温水プールの利用状況等を掲載しております。




【質問】
いろいろと検討をされたようですが、
直営の施設であれば、3つぐらいの事業に分かれています。


一つめに維持管理や開館日数、
二つめに会議室などの利用率、
三つめのその施設でのイベントの参加数など。



確かに、この指定管理のものは、
事務事業単位で言うと、
一括でお願いしているからこうなるのかもしれません。


ただ、今後、生涯学習市民センターと
図書館の指定管理も検討していくなど、
指定管理の施設も増えていく方向で検討しているという話もあります。

また、事務概要を見れば分かるというのは
おっしゃるとおりではあるが、
事務事業実績測定調書に書き込むことで、
どれだけコストを投じたか、
また、改善すべき点はないのかなども考える機会になると思います。

このように指定管理の施設の場合の指標は
開館日数だけが指標でよいのかどうか、
事務事業実績測定を取りまとめている行革課に見解を伺います。


【答弁】
事務事業実績測定調書につきましては、
先ほど、答弁のありました総合福祉会館のように、
複合施設、かつ、管理運営内容が広範にわたるケースなど、
一つの指標だけでは表しにくいケースがあるものと認識しており、
今後、調書の書式も含め、整理していく必要があると考えています。


【意見要望】
今後施設白書という、施設の情報が一元的に確認できるものも
作成していくとのことですので、


そことも連携して、様々な指標でチェックができるようになればと思います。


事務事業実績測定のような行政評価シートについても
予算/決算の際には参考にさせていただいておりますので、
今回の件も含めてしっかりとご記入いただければ幸いです。