こんにちは木村亮太です。

予算質疑、総務文教分野のその6です。
(財政、企画、防災、税務、人事、広報広聴、市民参加などなどと教育全般)


これからは地域の力プラス、
NPOなどのテーマ型の力が必要だと考えています。


ただ、行政としてやるべきことは、
活動団体に対してお金を出すことではなく、
活動しやすい環境を整える、障壁があれば取り除くことだと考えています。


そういった点から、
市が直接行っているわけではなく、
特定非営利活動法人ひらかた市民活動支援センターのものになりますが、
そこで発行している冊子についても伺いました。


$枚方市議会議員木村亮太公式ブログ
↑コチラ

冊子と同内容のものが
WEBにも上がっていました。
こちらは活動分野別です。




【質問】
NPO活動応援経費として委託料と補助金が計上されています。
その内訳をお伺いします。

また、経費の性質上、NPOの活動を支援するものと考えられますが、
どのような事業でしょうか、お聞かせください。



【答弁】
NPO活動応援経費の内訳といたしまして、
NPO活動応援基金の団体登録や寄付に関する審査事務委託や、
NPOの情報収集や発信に関する事業、

また、NPOに関する各種相談事業委託として12,272,000円を、
また、枚方市NPO活動応援基金を財源とする団体の活動補助金として616,000円の、
合計12,888,000円を計上しております。


【質問】
「ひらかたNPOセンター登録団体ガイド」
というオレンジの冊子が配布されております。
発行者は 「特定非営利活動法人ひらかた市民活動支援センター」
NPOセンターに登録された団体を紹介されているようですが、
団体の一覧が載っているだけで、何に活用されるのか目的がわかりません。

平成25年度は、NPOの活動を支援する拠点として
サプリ村野の開設が予定されており、
市としても、NPOの支援が重要だと位置付けされているのであれば、
NPO活動がより促進されるきっかけとなるような冊子とするなど、
改善の余地は大きいと思いますが、お考えをお聞かせください。


【答弁】
 議員お示しの「ひらかたNPOセンター登録団体ガイド」は、
特定非営利活動法人ひらかた市民活動支援センターへ登録された団体を
紹介するための冊子として、登録団体のみを掲載し、
同センターが独自に作成されたものです。

今後は、
市としましても枚方市立サプリ村野NPOセンターを拠点として、
市民活動に関する情報提供や情報発信ができるよう努めてまいります。



【意見要望】
新行革実施プランにもコミュニティ・NPO等による、
まちづくり活動を支援するとありますし、
これからコミュニティとともに、
NPOの担う役割は大きくなっていくと思います。

市が直接冊子を作っているわけではないのは承知していますが、
せっかく作成するのであれば「NPOを活用したい」と思う市民の方々に
わかりやすい冊子になるように
情報整理等を働きかけて言っていただきますよう要望いたします。

===
余談ですが、
「NPOなのにお金を取るの?」
「NPO=無料でサービスを提供」
のように捉えている方もいますが、
運営経費、実費はかかりますので、
今後NPOを利用されるような方々は予めご理解ください。

利益は求めないにしても
ずっと赤字を続けていては
団体として持続していけませんので。


特定非営利活動法人という日本語訳がちょっとわかりにくいのかもしれません。
最近はソーシャルビジネスというような言葉も出てきておりますが、
その方がわかりやすいかもしれません。