こんにちは
木村亮太です。


本日は河北市議会議員合同研修会に参加しました。
枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130209勉強会1
大東市のサーティーホールは高校生の時にも来たことがあるので10年ぶりくらいです。



テーマは
子どもの人間力を伸ばすには?

を教育評論家の親野智可等氏に伺いました。





枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-130209勉強会2

今の子どもはしかられていないというが、
そんなことはない。
しかられている。

しかられていることで、
自分に自信が持てなくなる

自尊感情は世界最低レベル

謙虚とも言えるが日本語は否定表現が多い。

(肯定表現)ゆっくり噛んで食べるといいよ
(否定表現)ゆっくり噛んで食べなければダメ

人格否定はせずに物事は否定しているつもり
であっても、出し手と受け手には気持ちのギャップが非常にある
相手に対する不信感につながる。

親だから許される、大人だから許されるというスタンスでついつい言ってしまう。

親子なのに他人以上に冷え切った関係になる。

親は子どもができないことに焦ってしまう。
子どものうちに直さないとと思う。


しかし、
子どもは吸収が高いから苦手なことでも克服できると思っているが
持って生まれた資質なので作り変えるのには強力な意思力がいる。
なので大人になってからでも意思があればできる。

子どもは自分を作り変える能力が低い。
作り変えるモチベーションもない。
モチベーションは将来を見通して本気で考えた時に出てくる。


やる気のスイッチが入る時が必ず来る。
そのタイミングを待っておくことが大事。

待っている間に自己肯定感を育てる。
他者への信頼感を醸成しておく。


かといって、待っているだけ、
放任主義もよくない。


適度なサポートが必要。
様子を見ながらできているようであれば少しサポートの度合いをさげる。
優れた指導者はその観察力が凄い。

最後は諦める。
子育て中の家は温室育ちでいい。
居場所になっていないといけない。


小さい時から褒められて育った方が
自分ならできると思えるし
他人から怒られても自分のことを思って言ってくれているんだと感じられる。


褒めたらできる。
できない段階から嘘でも褒める(笑)


肯定語がベスト
否定語はさける。
せめて単純語 「~しよう」に徹する。


共感は大事。「~したい」とかはまず聞いてあげる。

いきなりアドバイスはしない。最後にアドバイス、注意をする。
最後まできくことで私のことをわかってくれる。
と信頼感がでる。


親が焦る原因
生活で忙しい
理想がある


教師も忙しい。
最優先にすべきは1人当たりの生徒の人数を減らして少人数学級にするべき。

教育先進国は25人学級で複数担任制
授業になるとアシスタントティーチャーも2人くらいはいる。
合計4人。

OECDの中で
教育にかける予算は加盟国最下位。
教師1人当たりの生徒の数は最下位から2番目。


いじめを発見するのも物理的に不可能。

いろんな立場のある中でも教育だけは別枠でまとまっている国もある。


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大変勉強になりました。
今後の枚方市政に活かせる部分から
活かしてまいります。



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