みなさま

こんにちは木村亮太です。


2月6~7日に総務常任委員会での行政視察報告その1です。


①藤枝市「藤枝型NPM」について
【藤枝市】1人1改善運動
―「元気なまち藤枝づくり」の実現に向け、職員の自発的・継続的な改革改善意識の醸成や
市民サービスの向上、事務事業の効率化を図るため、1人1改善運動を実施しております。―

・提案件数:半年で321件(改善成果197件、アイデア提案124件)
・職員数 一般職員数789人 教育公務員5人 ⇒ 合計794人(H21年決算カードより)

【枚方市】構造改革アクションプラン(行革部プラン)の課題にて
―職員提案制度の見直し内容に基づく制度の活性化を図り、
職員の「気付き」の共有や改善意識の醸成を図る。―

・提案件数(半年ごと)
第14回:実績提案6件、企画提案40件 合計46件
第15回:実績提案2件、企画提案26件 合計28件
・職員数 一般職員2019人(うち技能労務職353人)教育公務員98人 
⇒ 合計2117人(H21年決算カードより)



とにかく藤枝市の提案件数は多い
ということでどのようにされているのかを視察に行ってまいりました。



【質問と回答】
・提案内容、提案者はどのように取り扱われていくのか。
 予算や組織の編成等への影響は。

⇒アイデア実現予算として行政経営課が100万円+部長政策費100万×17人


・他の部署から「わかってるけどできないねん」のようなことはないのか?

⇒実現すべきものは上記の1800万を使い、
 不測の場合は来年度の予算編成、組織編成に活かす。


・数が枚方市と比較してもかなりの量だが
 出すことによるインセンティブはあるのか。
 どうやって出すことを促しているのか。

⇒とにかく出したら褒める。
 市職員幹部も含んでの表彰式をやる。
 地元の新聞にリリースする。
 部長、課長自らとりとめのないものを出して、出しやすい環境にする。



藤枝市は
「周りのものを片付けてるようにしてから帰りましょう」
「縦に置いていたものを横に置くようにしましょう」
というような内容も報告するようにしているとのこと。


とにかくアピールすることが大事と言い聞かせているようです。

以前、近隣市で新聞に「新しい取り組み」として掲載された内容は
掲載される前から藤枝ではすでにやっていたこと、
その時にアピールする大事さを改めて感じたとのこと。



自分の住んでいる自治体が他の市と比べて何がどう凄いのかということは
なかなかわかりにくいことなので、アピールしていく姿勢は大事ですね。




また藤枝市は、選挙で現職を破って出てきたのは現在の市長が初めてとのこと。
それまでは現職の市長が引退し、その後後継者が出るという構造でした。
市長によって変わる部分も大きい。





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