みなさま
こんにちは
木村亮太です。


一般質問の2つ目、下水道会計の健全化についてです。


枚方市における下水道会計は、
課題がたくさんあります。



まず下水道の整備率が92.9%で、
東部地域は下水道整備が終わっておりません。
これからも新規整備を進めるので整備費がかかります。

(地形的な問題、方式の問題もあるが北河内の中でも低い整備率)

新規整備もやらなければならない。


それとともに、
下水道整備が始まってから、
年月がたっており、老朽化が始まっている管もあります。


老朽管の維持・補修・更新もしなければならない。


今後も支出が見込まれるのですが、
抑えられる部分は抑えて、
収入と支出のバランスを取らなければなりません。





今まで、

・水道局と下水道部が統合され、総務部門の圧縮

・企業会計を取り入れ、より収支がわかりやすくなる

など経営健全に向けての取り組みをしていますが、
今後さらなる経営努力が必要です。



【質問】

老朽管は全体を把握して計画的に更新していくべきでは?
(ファシリティマネジメント的観点で更新してくべき)


水洗化率が他市と比較しても低いが
今後どう改善していくのか?


料金回収率が大阪府内でも低い数値になっているが
どう考えているのか?
下水道料金の収入と支出の割合
(本来下水道会計は独立採算性なので、
 収入と支出のバランスがとれるように設定している自治体が多い)




【答弁(要約)】

老朽管の更新は、
ファシリティマネジメントの観点を取り入れて更新していく。
次回の経営計画に盛り込む。



水洗化については、
他市の状況を調査する。


料金設定も次回の経営計画に入れていく。




【意見・要望】

水洗化は3年以内の接続が法律により定められているので、
企業努力をするべきです。
せっかく多額の費用をかけて下水道管を整備という投資をしても、
接続をしてもらえなければ下水道料金という回収ができません。



枚方市の下水道料金のコスト構造を鑑みると
料金改定も考えていかないといけないともいえます。


ただし、
まずは経営努力による経営健全化

ということは申し添えておきました。


また具体的な話のやり取りではないのですが、
下水道とし尿汲み取りももっと連携して
市全体で最適化、効率化を図れるようにとも意見しました。


下水道は上下水道局(国交省)
し尿処理は環境保全部(厚労省)
と管轄が違います。




そのためにも私も勉強して改善案を提案してまいります。


枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-1212一般質問-2



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