昔の性能向上理論 | 木村自動車商会のブログ

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皆様の参考になる内容もたまにあると思いますのでチェックをお願いします。
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その昔、エンジンのパワーアップやレスポンスアップを目的に各気筒独立スロットル(多連スロットル)を採用し、インテークマニホールドも独立させファンネルを外気にさらすなんてことが行われていました。(恥ずかしながら私もやっていました。)

この方法は各気筒の1サイクルだけを考慮して作られたもので各気筒の相乗効果を全く考えていません。
吸気はラム圧を掛けなければ基本的に大気圧の空気を吸うことになりますので、決して大気圧以上の圧力にはなりません。

しかし、インテークマニホールドを集合させ、適切な容積と形状を有することでマニホールド内圧が大気圧を超えることが可能になり、シングルスロットルでもレスポンスが劣ることなく全回転域でトルクを向上させることができます。

実際に吸気管圧力センサーをつけた車両でデータを取ってみると最大トルク発生付近は正圧になっていることが多いです。

当社の開発しているSCUDエアインテークシステムは積極的に各気筒の相乗効果を使い、マニホールド内圧を高く保持するようにしているので一般的な吸気システムに比べ圧倒的な性能差があるのです
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