釜山キムチに欠かせないイワシのエキス | キムチ王子の美味しい韓国!

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キムチの材料「イワシのエキス」


アンニョンハセヨ、キムチ王子です。


この間の事ですが、ソウルと釜山でイワシのエキスを使う量はどれくらい違いますか?と

友人からメッセージをもらいました。


どれくらいだろうと思いましたが、基本的にイワシのエキスはソウルの人は好きじゃない人が多く、

南の食材と言えます。

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つまりイワシのエキスを口にしない人も多いとのことです。

しかし今はソウルに全国から人が集まるので、食の境線はないと言っても過言ではないですね。


今日のカタコト料理教室ではあまり面白くないですが、イワシのエキスについてちょっと話しをしたいとおもっています。



イワシのエキスは韓国の南の方で使うもので、ソウルと北朝鮮の方ではあまり使わないです。


キムチを作る時に使うイワシのエキスはアミの塩辛とキムチづくりによく使われるものです。


イワシを(約)20%塩の塩を掛けて、半年くらい発酵させます。


それを煮てから濾して使います。


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コクはありますが、その臭いがきつくて好き嫌いがハッキリ分かれます。

韓国でも南の方でよく使われて、ソウルの方ではあまり好まれてない材料です。

その独特のにおいは慣れてない人にとっては、なかなか受け入れられないものです。

魚が腐った時の臭いに近い!?です。


それに対しアミの塩辛はそんなに臭わないし、どなたも抵抗なく受け入れると思います。

キムチに使う時は一種類だけでもいいですが両方使った方がよりコクがあるキムチが漬けます。




これらの味を比較できるのはサムッパプを食べる時です。

サムッパプにはテンジャン(味噌)ソース、コチュジャンソース、イワシのエキスソース、

アミノ塩辛ソースなどが付いてます。



野菜にご飯とお肉をのせて、これらのソースから好きなものをかけて食べます。

この時面白い事に何を選ぶかによって故郷が分かることです。

釜山の方ならイワシのエキスを、ソウルの方ならアミの塩辛を選びます。

釜山出身は両方食べれますが、ソウル出身はイワシのエキスは食べれないですし、嫌う人も多いです。

そしてイワシのエキスはケランチムとスープ、チゲ、ナムルなどの味付けにも使われますので、活用してください。

皆さん、少し韓国料理が分かるようになりましたか?


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