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細胞レベルから美健康を考える胃腸良子です。
だだいま45歳の胃腸良子。更年期エイジに片足を突っ込んでおります。
『良子ちゃん、若いわよ~、全然45に見えなーい。』
などと皆が精一杯持ち上げてくれるものだから、まだまだ生けると勘違いの夢心地に浸かっているのもつかの間。
恐ろしい現実はすぐ背後から迫ってきていたのです
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先日の子宮体癌の検査結果がグレー。つまりちょっと怪しい。チーン
![ダウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
一日の入院をし、精密検査をしました。
結果は『ホルモンバランスの乱れによる子宮内膜の肥厚』です。これはどういうことかと言いますと、無排卵月経が続きプロゲステロンが著しく減少し、結果エストロゲン優位となった。
???
詳しくご説明いたしますね。
失くなっちゃう!小さじ一杯の女性ホルモン
一生のうちで分泌されるのは小さじ一杯程度といわれています。
その女性ホルモンには、卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンがあります。
エストロゲンは第二次性徴の発現、生殖機能の維持、卵胞の成熟、排卵促進、子宮内膜の増殖など、生理周期の排卵までの期間に活発に働くホルモンです。
その生理周期の排卵から後に働くプロゲステロンは、卵胞の成熟を抑制し、排卵後の卵を守るために子宮内膜を厚くしたり、妊娠しても持続するような環境づくりを行っています。
このようにして二つの女性ホルモンが活発に働いているのですが、加齢とともにこれらの女性ホルモンが減少していくのです。エストロゲンの分泌量は約半分になり、プロゲステロンの方は0%になってしまいます。
これらのホルモンが減少していくときに、二つの女性ホルモンのうち、エストロゲン優位な場合、体に様々な不調が現れてきます。それが更年期障害なのです。老化現象の加速化、生理不順、月経過多、乳房の痛みや、一般に言われている更年期障害の症状に加えて、子宮筋腫、多嚢胞性卵巣、子宮がんや乳がんなど婦人科特有の病気にもかかりやすくなります。
このように更年期障害というのは卵胞ホルモンが減少するから起こるのではなく、黄体ホルモンがそれ以上に減少することが原因で起こるのです。いわばこの二つの女性ホルモンのバランスが悪いということが更年期障害の原因であることが分かってきたのです。二つのホルモンのバランスが悪くなれば自律神経のバランスも崩れます。
だから更年期障害の症状は、自律神経のバランスを崩すことと同じような症状がでるのです。閉経後、エストロゲンも減少しバランスが安定してくると、更年期の症状は寛解するのです。
更年期障害の治療で有名なHRT(ホルモン補充療法)。エストロゲンの内服中心だった治療法から、副作用の少ないプロゲステロンを経皮吸収させる治療法へと進化しています。
HRTについては次回詳しく検証いたしますね。仲良しの婦人科のDRにいつも嫌がられるくらい質問攻撃をし、ただいま情報収集活動中です。
私事で恐縮ですが・・・この度、ご縁がありまして雑誌DRESS、美容部のサポーターを務めさせていただくことになりました。こちらでも胃腸目線な美健康を発信していきます。ぜひみなさまもご参加ください
本日も最後までお読みいただきありがとうございました
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美健康アドバイザー
胃腸良子