12月18日 国会図書館で、HathiTrustaの挑戦という講演を聞いた。

Google Books プロジェクト、いち早く反応したミシンガン大学は、
Google Books で、スキャンしたデータを独自に管理して、現在、数十の
パートナー組織をもつ、共同電子図書館を維持している。
著作権の問題もあるので、すべての図書のフルテキストが読めるわけでは
ないが、既に1000万冊規模の電子図書館が存在し、現在、大学のパートナーを
増やしながら、日々、成長し続ける電子図書館になっている。

日本語の図書も20万冊すでにある。

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国会図書館も和書や雑誌も百数万冊規模でデジタル化を行っている。
インターネット上で公開されているのは、20万程度であるが、100万冊以上は
国会図書館内で閲覧可能になっている。

電子図書館を阻むのは、著作権問題である。

紙に印刷して、本にするということで、成り立ってきた書籍販売ビジネスが
新しい局面に差し掛かっている。