もしかすると、世界最大の書誌ユーティリティーは、OCLCではなく、アマゾンだろう。
OCLCは、図書館に書誌を有料で供給しているが、AMAZONは、無料で、多くの個人のブログや
サイトに供給している。無料という以上に、アフリエイトして、お金さえ払って供給、利用させている。
こんな手法に、なかなか対抗することはできないね。

そんな意味で、世界最大の書誌ユーティリティーはアマゾンだろうと思うのだがいいかがだろうか。
もちろん、アマゾン書誌ユーティリティーをみなすのは、定義が間違っているという意見も
あるとおもうが、すでに、多くの書誌ユーティリティーが消滅した現在、書誌ユーティリティーの
定義も、考えなおした方がよいのかもしれしれない。

図書供給としてのアマゾン。
図書館間では、相互貸借という制度があり、全国では、かなりの数が行われているらしい。
その数は、年間数百万とも言われる。それほど、図書館が活発にりようされているようだが、
古本のネットワークの整備やAmazonのマーケットプレイスなどの普及を考えると
図書館の相互貸借以上の図書供給を行っているのはないか。
売買とリサイクルという問題を考えれば、図書館以上かもしれない。
図書館間の送料負担を考えれば、けっして、図書を購入することが、安い場合もある。
定価1円の本も、あるくらいなのだから。

図書館を利用しないで、資料あつめができる時代にもなった。