読書好きの行動を観察する。
私は、ほとんど、小説を読まない。
しかし、妻は膨大な小説を読む。

彼女は、小さな手帳に、数百冊分の書名をリストしている。
新刊案内をこまめにチェックしている。
彼女は、図書館で読む本と購入する本を事前に明確に分離して、リストしている。

図書館もよく使う。書店の本も買う。
(家の近所の本屋がやめてしまったので、本が買いにくくなった。
 そのとなりのレストランにいくと、帰りに、本屋によくよったものだが
 そのレストランと本屋がいっしょに閉店してしまった。一年以上前になるが。
 その後、近所に本屋がない。)

結局ところ、図書館がすべての需要に応えることはできない。
それは、どんな図書館もそうである。
多くの需要に備えるために、図書館は、多種類1冊の原理と、集中する需要への対応を
同時に解決できない。
(しかし、アマゾンは、それができるのかもしれない。同一本を同時に何冊も供給でき
 非常に多種類の本を売っているのだから。)