4月から、利用者の質問等を答える部署も担当するようになった。
同僚が学生たちに、論文を書くための資料収集の説明を横目で見ながら
英語の論文が、検索と同時に即閲覧(検索即閲覧)できる環境にどんどん
なっているのに、日本語では、ほとんどが、索引どまりだ。
しかも、書誌事項しかないため、その内容を推し量るすべがない。
(Note:戦後占領期雑誌記事索引データベースでは、記事の中にある
小見出しを収録することによって、記事内容を画期的に推量することが
可能になった。)

それを聞きながら考えた。
日本国内のテーマをとりあげると資料集めが大変だ。
できれば、英語の文献で収集できるテーマがいいぞ。
(といっても、すべて、インターネットのデータベースから収集できるわけではないが、
多くの資料を入手できる。Google,Amazonといった機能を使えば、図書のWord検索も
可能なのだから、情報収集能力は格段に違う。
もちろん、雑誌記事の全文検索、全文表示は、おおくの雑誌の可能。洋雑誌での場合。)

日本のことをテーマにすると、ほんとうにあっちこっちに資料収集のために奔走する
必要がある、と、思われた。

論文を書くなら、英語がお勧めの時代なのかも知れないな。
あまり、日本語でやろうとすると、いろいろ障害が多いような気がしました。