(1)図書館が管理しているデータベースが、目録データだけであるなんてことはありえない。
インターネット上に存在する図書に関するデータ
目録 表紙画像 その図書の概要 著者紹介
全文 目次 索引
書評
以下は個々の図書館内のデータだが
利用頻度、授業などの関連性、ランキング
個人の貸出履歴
コア資料指定
新刊図書指定
指定図書

分類体系や件名による、図書の体系、関連付け
図書の検索結果で、図書の利用頻度などにより、ランク表示や書名の文字を大きさを変えるなどして
必要な図書をすばやく見つけ出す工夫など。

問題は、このようなデータをハンドリングするシステムを構築しようとするやつがいるかということだが
以外にフリーソフトで実現したりするかも知れない。


(2)グーグルやアマゾンが全文スキャンできる図書が、個々の図書館でスキャンできないわけがない。
現在のスキャン技術をつかうと図書1冊10分(500ページの図書としても)とかからずにスキャンできる。
図書館が購入した図書をスキャンできないわけが無い。
(もちろん著作権の問題がありますね。図書館が図書を貸せるというのも、著者権の定めることの行為な のですから、スキャンすることが可能とすればいいですね。)
ただし、このころGoogleをはじめ、数億冊(延べ数ですが)がスキャンされて公開されているので、
無理に個々の図書館がスキャンする必要もないが、スキャン技術もコピー1枚とる感覚で出来るように なっているということでしょう。



(3)図書データは、アマゾン、グーグルのデータを勝手に使えるようになる
これだけ、便利な図書情報データベースが存在すると、このデータを勝手に使う(もしくは、アマゾンや グーグルが使わせるように既に仕向けているかも知れない。)

一つのイメージでは、A図書館の検索システムとして使っているのだが、検索用画面などは、A図書館の
なのだが、検索データベースは、アマゾンを使用していており、購入しますか という表示ではなく、
その図書館の所蔵、貸出情報が出てくる。
A図書館では、簡易データ(目録データでもいいのだが)に、アマゾンとの連携付けしておくと
アマゾンのデータベースを検索する
これが実現すると (1)という問題は、とんでもない方法で解決する。
そんな図書館が現れるのも時間の問題かも。
発注管理もできちゃうぞ。


(3)和書を海外から買う時代に。
再販制度を変えるのは難しい。でも、海外の書店が和書の販売をしたらなにが起きるだろうか?
ただし、和書の価格は、相対的に低いので、あまり、利益がでないですね。
また、中古本市場も非常に活発なので、実質、再販制度は崩壊しているかも。

壊れた図書は、製本するというより、買ってしまったほうが安いということになるかも知れませんね。


(4)オンデマンド出版はどうなる。
本は優れた媒体である。これ以上の媒体は存在しないので、この形式は、大事である。
問題は、ワンタイム出版が可能かも知れない。
たとえば、製本してある図書を簡単にスキャンできる技術が存在するということは、いくつかの
白紙の図書 200ページとか400ページを用意してそれをおくと、それに印刷する。
たぶん、印刷に30分とか、1時間ぐらいかかるが、復元できる。
ある程度、縮刷、拡大印刷ができるので、いくつかのパターンの白紙の図書があればよい。
このときこの行為を購入するという方法もある。
図書館などに保存する場合は、ハードカバーを用意しておく。
表紙や背表紙、裏表紙などの画像も、そのまま印刷する。

一時的なもしくは、パーソナル利用の場合は、この白紙本の製本の甘いもの
ペーパーバックより、もっと、簡単な製本の場合、1ヶ月程度すると壊れたり
10回ぐらい読むと壊れるようにしておき、低価格版とする。

この白紙本を購入した価格から、オンデマンド図書をしたロイヤリティーを出版社や
著者に還元する。

現在において図書が、保存可能などということが最大の問題。
保存、非保存の使い分けを考える。

このスキャンと白紙本が可能なら、現在、酸性紙問題で崩壊していく図書を、
脱酸という方法以外にも、図書の複製ということも可能になる。
図書の大きさも揃えること可能になるので、管理もしやすくなる。


いろいろ勝って書いてみました。
思いつつままに。

(ps:ブログのフロク というのは、語呂あわせとして面白いなと)