音楽療法の講座をしていると



この仕事は切に必要なのだ!と感じることが

多々あります



先日の


菊名コミュニティーハウスでの

「歌って健康教室」に


飛び込み参加された方がいらっしゃいました



その方は



「早い時間にすみません!

教室をやっていることを知ったので来ちゃいました」



そうおっしゃって



ご自分のお話をされました。



脳梗塞の後遺症で

失語症と認知症になってしまったご主人様と

二人暮らしなのだそうです



「会話のない毎日で


気の抜けない介護の毎日で


誰かに自分の話を聞いてもらいたい


誰かと話をしたい!


・・・そう思う毎日で


夫をデイへ預け


それも週にたった2日だけの「時間」で



その時間に買い物や、自分の通院や

やらなくてはいけない事があって



なんとか「自分の為の」わずかな時間を作って



たどり着いたのがここでした・・・・」




そして




「声を出すこともない毎日ですが

久しぶりに声を出すことが出来て

そして

ずっとうたなんてうたう事も無かったのに

久しぶりにたのしい思いが出来て

本当に良かった!

また来月、参加したいです!」



教室が終わって



そんな感想を言ってくださいました




切なくて涙が出そうでした




こんな思いをされている方


きっと沢山いるのだと思います


街の中に埋もれて


もがいていらっしゃる方


きっと、いるのですよね・・・・






なんとか・・・



なんとか

この教室を知っていただいて




大きな声で歌を歌って


大きな声で笑って


体を動かして



そして



笑顔をもって帰っていただきたい



そう思います。





ミュージックセラピーを取り入れた

    「歌って健康教室」


  菊名コミュニティーハウス

    毎月/第三金曜日

    10:00~11:30

      会費300円

 要予約/045(401)4964