先週あった「お問合せ」



「31日に小学校の音楽会で歌う曲のピアノ伴奏者のオーディションがあります。

それに、息子が立候補したのですが


ピアノの先生には伴奏を沢山は見てもらえる時間が無くて・・・・


でも、もう来週なので・・・


伴奏だけみて頂くこと出来ますか?」


…と言うお問合せでした。


ヤマハに問い合わせをしたところ

ダメでした・・・ともおっしゃり・・・。



これは、お仕事です。



なので


「どうぞ。

来週じゃ急がなきゃね?今日夕方に来られますか?」


…と言うことで

その日の夕方小学校3年生の男の子がやって来ました。



半分程度かな・・・?


4ページある楽譜の半分まで譜読みが終わった状態で

半分は両手で。

指番号も書かれていたので

先生にみて頂いている様子はありました。


でも


木曜日までに

ラストまで止まらずに、にはちょっと無理のある感じでした。




一時間みっちりレッスンしてなんとか両手に。



「あと一日来られると良いかなぁ?どお?」

と、本人に聞いてみたら


「はい、来ます」


で・・・ママにもお話して


昨日

夕方から2度目のレッスン。



「今日はどんなレッスンなのか見させていただいて良いでしょうか?」

・・とおっしゃるので


「はい、どうぞ?」



またまたみっちり一時間レッスンして


「これでなんとか終わりまで行ったけど

でも、自信持って、止まらずに

そして

カッコいい良い演奏できるようにまた練習してね?」



これを見ていたママが最後におしゃってました。



「一時間なんてこのこ、集中して練習したことありませんでした。

やれば出来るんですねー!!!

こんなに弾けるようになってびっくりしました!!!」



実は・・・


前回の伴奏者決めの時も手を挙げたが

「ペダルを入れていなかった」と言う理由で(・・・・う~ん・・・)

残念無念だったそうで


今回は絶対に伴奏を弾きたい!だけど・・・どうしよう?

だったそうです。


そして


ピアノの先生には・・お願いが出来ないとおっしゃる。

レッスンでやることがたくさんあるから。


もっと強く

彼の気持ちが彼の先生に伝わっていたら・・・・


30分のレッスンとは言うけど

それなら

テキストを一か月止めてその曲だけ見たって

誰に迷惑がかかるわけでもなく

それだって、ありなんだろうになぁ。。。


でも、その先生は

そうはならなかったようで。


で・・・

HPから「伴奏も面倒見ます」

と出している私のもとへ問い合わせになったそうです。




「がんばる」

・・・そう言って彼は帰って行きました。



明日はピアノのレッスンもあるそうなので

「先生にもう一度見てもらってね?」

・・・と、伝えました。



わたしは

基本的に仕事モードなので


頼まれたら(問い合わせがあれば)断らないけど


・・・・


レッスンをしている先生は

どんな気持ちがするのかなぁ?

・・・・


明日のレッスンで・・・


いきなり両手になっていて、びっくりするのか?

(あのままならどうするつもりだったのか?

それとも彼なら弾いてくるだろうと思っているのか?)


はたまた


当然のように、よく出来たわねー

・・・で、終わるのか?



同業者として複雑です



そして


生徒さんの声


先生に届かなかったのかな?

そっちがね


そっちの方が気になるなぁ・・・・






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