解説と実演で知る<日本舞踊と邦楽の世界> 坂東三津五郎がひもとく“日本舞踊”(2) | 悪あがき女製作所

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-日日是好日をモットーに生きる女の戯言-
ラヴ☆蒲田

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先日、事前にご案内した「解説と実演で知る<日本舞踊と邦楽の世界>

坂東三津五郎がひもとく“日本舞踊”」

に行って来ました。


場所は両国の東京都江戸東京博物館ホール


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JRからも地下鉄からもすぐのひとめでわかる場所でした。

実は中に入るのは初めてでドキドキ。

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少し早めに着いてしまって、館内をうろうろしていたらなんだかとっても買い物しちゃいました。

買い物に関しては後で説明しますね♪


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なんだかご利益がありそうなこんな大きな熊手の近くのホールあたりには

開場を待つ人たちが。


実は今回はチケット代もお求め安い価格なので、伝統芸能とかには

今まで馴染みが無かった人が多いのかなぁ?なんて思っていたのですが

そこはもう坂東三津五郎さんですね、ご贔屓さんがたくさんみえてました。


嗚呼、着物とまではいかなくてももう少しきちんとした服で来ればよかったと後悔。


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本公演は、東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)などが

主催して、日本の伝統芸能・文化の普及と発信、次世代への継承を目的とした

東京発・伝統WA感動 という事業の一環として実施されています。

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そして今回の

「解説と実演で知る<日本舞踊と邦楽の世界>

坂東三津五郎がひもとく“日本舞踊”」は、


日本舞踊の名手としても人気のある歌舞伎俳優・坂東三津五郎さん、

(もしかしたら前名の五代目 坂東八十助さんという方がおわかりになる方も多いかも)

その坂東三津五郎さんが舞踊のツボを分かりやすくレクチャーしてくれます。

なので、興味があるものの難しそうだし、と躊躇していた方など初心者の方にもぴったりなもので

若手俳優陣や舞踊家を率いて、日本舞踊の基礎から、歌舞伎舞踊の動き・衣裳つけ・

化粧までを、実演付きでレクチャーするというワークショップ形式の公演となっています。

日本舞踊はよく分からない、難しそうという人にこそお勧めの内容となっていました。


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舞台から結構近いお席で観る事が出来ました♪


松プログラム松

・「雨の五郎」衣裳つけ/化粧を解説
・三津五郎流・日本舞踊講座
・清元「流星」踊りのツボ

松出演者松
坂東三津五郎、坂東以津緒、坂東八大
浄瑠璃:清元清栄太夫、清元國惠太夫 三味線:清元菊輔、清元美十郎 囃子:藤舎清之 ほか


衣装つけや化粧の解説では舞台で実際にその手順を見ることが出来ました。

普通に日本舞踊を観に行っても到底知ることの出来ない世界を知り、

その化粧はわたしたち女性のお化粧よりももっと大変なもので、

とても重い衣装は、優美な世界とは正反対なガテンな職業なんだな、と思ったり。

ふと、優雅に湖に浮かんでいる白鳥が、水の中では必死に水を掻いていることを思い出したり。


日本舞踊講座では、たとえば横から見ると真っ直ぐ立っていても、

正面や背面から見ると目の錯覚でそうは見えないので、ぐぐっと仰け反るように立っているなど

なんとなくボディビルのポージングに通じるものがあって、「あー、わかる!」と

すごく身近に感じてしまったりも。


ずっと解説されていた坂東三津五郎さんの話がユーモアに富んでいて

ぐいぐいと惹きこまれました。

歌舞伎や落語に比べ、ちょっと理解が難しかった日本舞踊も、これからはもう少し違う目で

観る事が出来そうな気がしました。


* * * *


東京発・伝統WA感動 では年間を通じてこれからも様々なプログラムが実施されます。

10月11日(木)に開催される「三弦 海を越えて ―アジアから日本へ―」

こちらのプログラムは日本の伝統音楽において重要な役割を果たしている、

三味線、箏、胡弓などの弦楽器。
なかでも、中近東に端を発し、アジアにもたらされた三弦は、琉球で三線となり、

16世紀後半に堺に伝来して以後、三味線としての様々な工夫・改良を経て、

豊かな魅力を湛える音楽を生み出しました。
この公演では、中国やモンゴルといったアジアの三弦音楽と日本で花開いた多彩な味わいに

満ちた三味線音楽の数々-長唄、地歌、義太夫節、三線、津軽三味線-を紹介、

日本に、アジアに響く三筋の弦の音色を楽しめるものとなっています。


実は祖父の生家は三味線の家元です。

なので祖父の妹が跡を継いでいた祖父の生家によく連れられて行くと三味線の音色や

長唄が聞こえてきたりしていました。

わたしにとって一番身近な日本の伝統芸能なのです。

同じ三弦の音色がどのように違って奏でられるのか興味があります。


「三弦 海を越えて ―アジアから日本へ―」


三味線開催日時三味線

平成24年10月11日(木) 18:00開演(17:00開場 17:15プレトーク)


三味線プログラムと出演者三味線

【第一部】
  義太夫節「ひらかな盛衰記 逆櫓の段」 浄瑠璃:豊竹咲甫大夫、三味線:鶴澤清志郎
  地歌「黒髪」 三弦:藤井昭子
  長唄「越後獅子」 唄:今藤長一郎、三味線:杵屋栄八郎、囃子:藤舎呂英
<休憩>
【第二部】
  中国の三弦
  琉球古典音楽と舞踊 三線:比嘉康春、立方:志田真木 ほか
  モンゴルの三弦
  中国大三弦 費堅蓉(フェイ・ジェンロン)
  津軽三味線 小山豊
  中国大三弦と津軽三味線のセッション

解説:大城學(琉球大学教授)、司会:葛西聖司


三味線チケット料金三味線

全席指定 一般:4,000円 学生:2,000円
※車椅子席は東京発・伝統WA感動実行委員会事務局でお求めください。
※未就学児入場不可

チケット情報はコチラ


三味線会場三味線

東京芸術劇場コンサートホール


なんと、サイトにて200名のご招待があります!!

▼こちらで応募方法をご確認の上、興味がある方は応募してみては?(〆切り8月31日)

http://www.dento-wa.jp/schedule/schedule02.html

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さて、わたしのお買い物。

館内にあるMUSEUM SHOPにてあれこれ見て・・・


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お世話になっている方に差し上げる手ぬぐいと、自分用の本。



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それとMUSEUM SHOPとはまた別に東京の人気のお土産を売るお店があって

そこで言問団子と人形焼を購入しました。


あちこちお店を巡らなくても、ここで手に入るのがいいですね。

お菓子はお義母さんへのお土産です。


東京生まれの東京育ちのわたしが体験した、東京・江戸の素敵な観光でした♪



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