決勝進出です。
キリレンコとの準決勝
展開の早さ、ボールの重さ、ストロークの安定感、
そして昨日のハンツコワよりもスピン系なので
そこにも苦しめられました。
ファーストセットはなかなかリズムが合いきらず
落としました。
セカンドセットに入り、少しボールを引きつけて
攻めるボールとしっかり打つボールとの区別を
付けつつ打つように心掛けました。
サービスも気持ち体のひねりを意識しつつ
打つことで少しずつポイントを重ねられるようになりました。
ファーストセットは２ポイント、ゲームポイントまで
いくものの取りきれないことが多かったんです。
今日はMichaelが日本から再びサポートに
来てくれました。
金曜日まで残ってたらもう一度、来ると
仕事の打ち合わせのために日本へ戻っていました。
その言葉通り、朝のフライトで戻って来てくれて再会。
セカンドセットを取り、
ファイナルセットも一気に５－０までリード。
しかし、そこからが大変でした。
キリレンコがいきなりどんなボールもとにかく
ハードヒットし始めて、しかもそのボールが
ほとんど入ってきたんです。
私のサービスゲームでもセカンドサーブになると
フルアタック。
ほとんどリターンミスはなし。
ただこのリターンはスタートから変わらず
攻められてました。
キリレンコのサービスゲームでも
セカンドサーブでもファーストサーブ並みに
ダブルファーストで打ってきていました。
追いつめられていた終盤で
逆をつかれた際に、足が滑って転んで
右手の親指を擦りむき、少し血が.....
怪我にはいたらず良かったです。
５－４まで追いつめられた段階で
私は準決勝までも苦しい場面でサーブキープして
ブレイクもして来たことを思い出し
状況をワンブレイクアップなんだと言い聞かせ
たとえブレイクできなくても
イーブンなんだと頭を切り換えて
リターンゲームに入りました。
最初の２ポイントでいいリターンが返り
０－３０に出来たのが大きかった。
マッチポイントはバックにアプローチが
決まりブレイクしてゲームセット！！
サポートしてくれたMichaelと後輩の浅見の
おかげも大きい勝利です。
そして日本からもたくさんの応援も私の力の
源になっています。
ありがとうございます。
試合後にはストレッチや軽く筋肉の疲れが残らないように
軽めにマッサージをしてもらって、記者会見を済ませたあと
サイン会をしてきました。
明日、もう１日。
力の出せる限り、コートを走り回って
チャレンジしたいと思います。