「チョコレート・アンダーグラウンド」アレックス・シラー著・・・★★★
舞台はイギリス。選挙で勝利をおさめた“健全健康党”は、なんと“チョコレート禁止法”を発令した!国じゅうから甘いものが処分されていく…。そんなおかしな法律に戦いを挑むことにしたハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、“地下チョコバー”を始めることにした!チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?禁チョコなんて、ダイエットのときしかしたことない!読めばきっと、チョコレートが食べたくなる…。
著者はイギリスの1949年生まれで、少年・少女向け(笑)のファンタジー作家。
本書は日本でコミック化され、アニメも作られたようだ。
イギリス(?)の健全健康党がチョコレート禁止法を発令し、チョコレートに限らず甘いもの(フルーツは別)をすべて禁止し、それに抵抗する2人の子どもがチョコレートを密造し、大人の協力者と共に政権を打倒するというお話。
小学高学年~中学生位に独裁政権や恐怖政治、民主主義(選挙してるから民主主義か)を学ばせるには良い本だと思うが、いい大人が真剣に読むにはちょっと恥ずかしい。
いい大人にはジョージ・オーウェル「1984」でもお勧めします。
- チョコレート・アンダーグラウンド/アレックス シアラー
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