「トリストラム・シャンディ」ロレンス・スターン著・・・番外
この題名にピンときて「おぉ!読んだことある」っていう人。
あなたは超一流の読書人ですよ!(たぶん)
私が読んだのが(図書館で借りた)昭和44年刊の岩波文庫の物で、古めかしい装丁の奴です。
たまには海外古典文学(本書は1700年代・英)でも読もうと思って読んでみたんですけど・・・こりゃあかん!
一言で本書を説明すれば、著者が語るいろんな人達の面白話とでも申しましょうか。(最後まで読んで無いので自信はないですが)
一貫したストーリーがある訳でも無く。
主人公のトリストラム・シャンディの物語でさえも無い。
そして長い。。。ort(文庫版で上・中・下刊)
冒頭にドン・キホーテの物語を引用した話が出てくるんですけど、ドン・キホーテを少~し新しくした、ノンロードノヴェルといった感じ。
ドン・キホーテでさえ挫折した私にはハードルが高すぎ!
面白話が現代感覚の面白さならいいんですが、笑いの流行は短いですからね。
当時としたら超おもしれ~、っていう感じだったかもしれませんが「お笑いレッドカーペット」の回転の速さに慣れてしまった現代人にはこの悠長なお笑いは無理でしょうねぇ。
こういう本を面白く読めちゃう人が一流の読書人と言うんでしょう。(たぶん)
ま、私は二流、いや三流で我慢しておきます。。。m(u_u)m
ところが、次に読み始めた本も懲りもせず、またもや岩波文庫の海外古典ものだわ。。。f^_^;
これならなんとか読めそうです。。。(^-^)
- トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1)/ロレンス・スターン
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