275冊目 遠い水平線/アントニオ・タブッキ | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

ヘタな読書も数撃ちゃ当る

ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「遠い水平線」アントニオ・タブッキ著・・・★★★★

ある夜運びこまれた身元不明の他殺死体。死体置場の番人スピーノは、不思議な思いにかられて男の正体を探索しはじめる。断片的にたどられる男の生の軌跡。港町の街角に見え隠れする水平線。カモメが一羽、ぼくを尾けているような気がする、と新聞社の友人に電話するスピーノ。


アントニオ・タブッキは1943年生まれのイタリア作家。


あらすじ書きにある通り、新聞記者が他殺体の身元を探索するというミステリータッチで物語は進んでいくのだが、中盤辺りから訳が分からなくなる。

作風的には、カフカとかオースターの感じ。

150ページ程の中篇で抑揚を抑えた簡素な文体ながら濃密感があり、熟読玩味しないと置き去られる。

風邪薬と花粉症薬のW効果で私の盆暗頭は朦朧とし、それに拍車を掛けた。

読了はしたものの、ストーリーを語れ、と言われたらさっぱり答えられない。

そんな状態なのに★4つっていうのは、こういう訳の分からない作風が好きだからです。f^_^;

また、機会があったら再読してみよう。



ヘタな読書も数打ちゃ当る


イカの塩辛を食べた後に


ヤクルトを飲むと。。。





。。。マズイ(最近の実体験)

 へぇ~、へぇ~、へぇ~

       ↓へぇボタン

ペタしてね