225冊目 白夜行/東野圭吾 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「白夜行」東野圭吾著・・・★★★★

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。


500P(単行本、文庫本は860P)の大作。

ストーリー展開、プロット、描写、結末、どれも大変優れていて高い人気と評価に頷けます。

ただ個人的に登場人物とその伏線がムチャクチャ多く、読んでいて「あれ、これって誰だっけ?」とか「この話の繋がりはどうなったんだっけ?」など混乱しました。

こういう長編大作を書く作者の意図と情熱は分かるんですが、ちょっと話を盛り込み過ぎな様に思います。

頭の悪い読者(私)の為にも、もう少しスッキリさせてくれると助かります。

せめて登場人物一覧を載せて~。( ̄_ ̄ i)


白夜行 (集英社文庫)/東野 圭吾

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