- 「わが悲しき娼婦たちの思い出」G・ガルシア=マルケス著・・・★★★
- これまでの幾年月を表向きは平凡な独り者で通してきたその男、実は往年夜の巷の猛者として鳴らしたもう一つの顔を持っていた。かくて昔なじみの娼家の女主人が取り持った14歳の少女との成り行きは…。悲しくも心温まる波乱の恋の物語。
う~ん、なんとも評価がしずらい作品だ。
「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」の書き出しで始まり、ムムムッ、と思ったのだが、期待を裏切り(?)淡々としたストーリー展開。ん~ん、凡人にはこの作品の良さが分かりません。
私もこの年齢に達したら分かるかも。。。