66冊目 小説の書き方/井上光晴「小説の書き方」井上光晴著 本書は著者 による同題の講演を出版したものだ。本書を読んだのは、何も私が小説を書こうという訳ではない。 私は本を読むのはもちろん好きなのだが、書くことは下手で嫌いなのである。 アマゾンの書評や書評サイトなどの上手な文章を読むと、自分の無知、拙さに辟易する。 そこで文章の書き方を勉強してみようと本書を読んでみた。 が、本書は講演の出版本という事で、具体的な書き方の技術はあまり書いてなく、著者の小説についてのエッセイ的な本だった。