「薔薇の名前」ウンベルト・エーコ著・・・★★★★☆
迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。バスカヴィルのウィリアム修道士が事件の陰には一冊の書物の存在があることを探り出したが…。精緻な推理小説の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ。
この本は私が今まで読んだ本の中ではかなり難解な部類に入る。
それだけこのストーリーはいろんなメッセージが織り込まれ、登場人物が入り乱れ、謎解きが含まれている。
読み方によっていろいろな読み解きができると思う。
いつか再読してみたい。
- 薔薇の名前〈上〉/ウンベルト エーコ
- ¥2,415
- Amazon.co.jp