「蒼穹の昴」浅田次郎著・・・★★★★☆
新生面をひらく特別書下ろし超大作!
この物語を書くために私は作家になった。――浅田次郎
汝は必ずや西太后の財宝をことごとく手中におさむるであろう──。
中国清朝末期、貧しい農民の少年・春児(チュンル)は占い師の予言を信じて宦官になろうと決心した。
この本は発刊当時(’96年)に読みました。
それこそ寝食を忘れて読みました。
こんな作品は後にも先にもないだろうと思った。
私の読書人生の中では金字塔のような作品。
それから浅田次郎にはどっぷりつかっています。
続編の「珍妃の井戸」は期待はずれだったがこの秋全編そろった
「中原の虹」には期待している。
でも、読めるのは図書館で予約とってだいぶ先になるだろうな。
- 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)/浅田 次郎
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