父と同じ病室の重度の認知症でまともにしゃべることも出来ない、体も入院が必要な健康状態のおじいちゃんに、

「(家族が来たら)『家に帰りたい』と言いなさいね」

と看護師さんが何度も言うんですよ。

無理矢理退院させるために。

なんでそんなことになっちゃったのかわかりますか?

今の医療制度では三ヶ月以上の長期入院を認めないことになってるかららしいんですよ!

三ヶ月云々はうちの妹が役所で聞いてきた話なんですけど、病院側からは説明無しで退院に向けての父のリハビリ的お試し帰宅が今日から始まりました。

三ヶ月で入院治療が必要な患者も退院か他の病院への転院を迫られるんです!

患者も家族も頭痛いですよ。

自宅介護可能なら、入院させずに出来る限り家で介護してあげたいけど、介護じゃなくて、看護、医療行為が必要な患者を無理矢理退院させられても、家族はどうしたらいいかわかりませんよ。

こんな患者や家族に心労かけて命を縮めるようなことを日本はいつからやりだしたんですか?

父がこうなってみて初めて知りましたよ。

はっきり言って本人や家族の意思ではなく退院させられようとしている末期ガンの父は、まだ後期高齢者どころか年金受給もしていない年です。

昨年のガン告知までは普通に仕事していました。

払うもんだけ国にたんまり払わされて、なんにも老後の楽しみなくもうじき死んでいきます。

二十四時間点滴用に体に穴を開けられ、酸素吸入の管を鼻から入れて、点滴も酸素も無くなる前に補充しなくてはならない。

医療行為が絶対必要なんです。

自宅介護では家族が出来ないから入院して医療行為を受けてる患者を退院させなきゃならないほど、病院は空きベッド不足なんですか?

確かにうちの父はもうすぐ死にますよ。

治る見込みゼロですよ。

だけど、治る見込みのある患者さんを代わりに入院させたいから厄介払いしたいんですか?とでも言いたくなるような病院の仕打ちに泣きたくなります。

父は余命宣告されていて年内もつかあやしいから、なるべく苦しまずに…身内もお見舞い行きやすいようにと地元の総合病院に転院してまだ一ヶ月半未満なのにどうして?

本人も家族も悩んだ結果、死ぬまで地元の病院でみてもらうことに決めたのに、父の終いの住家は病院のベッドと覚悟を決めたのに、へんてこりんな医療制度のせいで退院させられるかもしれないんです。

もう、どうしたらいいかわかりません。

病院に頼るしかない患者も家族も崖っぷちから突き落とすような真似を病院にさせる今の医療制度は間違っている!

死期が迫っている病人とその家族の不安感を煽るような今の日本の医療制度は絶対におかしい!!

この実態を未病の人にも、今の医療制度の理不尽さについて知って欲しいのでネット上にばらまきます。