これ、ブンさんの実家。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
瀬戸内海に浮かぶ周囲およそ5キロの離島にあります。
「しまなみ海道」とも「とびしま海道」とも
微妙に外れ、船以外の交通手段はない。
これは裏庭側の縁側だが、
ここは真冬でも、晴れていればぽかぽかと暖かく心地よい。
さやと、ブンさんのお気に入りの場所。
この家は、築100年は経とうかという、島でも有数の古民家である。
しかも、
100年間の間に幾度もの改築に、増築を重ねた結果、
別の部屋に行ったはずのじいちゃんが
納戸の壁の裏から
ひょっこり梅酒をかかえて出てくるという
忍者屋敷もびっくりな
複雑に入り組んだ構造になってしまっている。
どこに通路があって、どこにつながっているのか……
正直…
私はいまだに
その全容を把握しきれていない
さて。
これは、そんな島のじぃちゃんの家のトイレ。↓↓↓↓↓↓↓↓
画に描くと素敵な風情でしょ。
でも、実際には、古いし暗いし、
虫も出るし、蛇も出るし、ムカデも出るし、
オドロイた事にカニまで出る。←(海がすぐそばだから)
……………はっきり言って、かなり怖い。
もちろん
ぼっとんである。
私は、さやがオムツの頃はともかく
トイレトレーニングを経て
一人でトイレに行けるようになった頃から
ブンさんの実家にさやを連れていくのを正直、
さけていた。
なぜなら
ぼっとんトイレに恐れをなして
トラウマになるかもしれないと思ったからだ。
だが、
先年、ブンさんのお母さんが亡くなって
島に駆け付けた時には
そんなことは言っていられなくなり、
何日も泊まり込むことになった。
さや、5歳……幼稚園、年長さんになる直前……。
果たして………
さやちゃん、トイレで泣いちゃったらどうしよう……
そんな私の心配をよそに
さやは意外な事を言い出した。
なんと。
拍子抜けするくらい、ぼっとんトイレになじんでいるではないか……
彼女には
あの暗さも、臭さも、言ってはなんだが、
ぼろさも気にならないというのか……。
しかも、
気に入った理由がそれ
どんだけトイレ流すのを面倒くさがっているのか………!?
それに自動って何のことを言っているのかと思ったら………
……………なるほど
自動と言えば自動か………
すげーな
子供の感性
この一月後に
彼女は
ぼっとんトイレにパンツを落として
大泣きするのであった。
ブンさん……
ぼっとんトイレに頭突っ込んで
拾いましたよ!!!
うんの海からパンツを
私、ほっといていいって言ったのに………。
ブンさん、
丁寧に洗ってくれちゃったし………
スゴイよブンさん………
いろんな意味でね…
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