■癌・疼痛の軽減に | 猫ときどきお茶ですよー

■癌・疼痛の軽減に


母は肝臓癌から始まり、肺、そして骨に転移した。

特に骨への転移は痛みが大きく、かなり苦しんでいた。

私は日夜、癌の疼痛を和らげる方法を探した。

そして見つけたのがストロンチウムー89(メタストロン)。

注射タイプの放射性物質である。


高額であるし、副作用もあるので、本人はしばらく悩んだが、

痛さに耐えられなくなったのか、専門医に頼んで注射してもらった。

効果が出るのに日数がかかるし、おしっこなどに放射能が出るので、

オムツを厳重にくるんで捨てたり、服を洗濯した後に、

洗濯機を洗ったりする手間があって、家族は大変だったけれども、

結果、痛みは軽減され、麻薬の使用量も少なく最期を向かえた。


癌の骨転移で苦しんでいる人、その家族に知ってもらいたいので書いた。



猫ときどきお茶ですよー

母が可愛がっていた愛犬チャー、18歳。
まさか母が先に逝くとは思いも寄らなかった。