平成28年2月28日(日)13:00~、東池袋あうるすぽっとにて。
作・演出/キムラ真
出演/
ユウ(『キミが読む物語』の読者):神田友博
佐藤秀雄(フリーライター):末原拓馬
高橋周治(編集者。秀雄の大学の先輩):森田陽祐
鈴木武士(秀雄の後輩):濱仲太
勝俊(居酒屋の店長):大岩主弥
紀恵(勝俊の嫁):早野実紗
少年:(勝俊・紀恵の息子):榎本楓
居酒屋店員:小林和也
山内幸子(癌を宣告され、余命僅かな妊婦):阿澄佳奈
山内直人(幸子の夫):南翔太
田中祥子(幸子の妹):荒木香奈
平山さえ子(幸子の母):木村望子
藤井医師(癌専門医):紅林里美
本木樹里(看護士):牧野亜希子
水葉:田上真里奈
山本和志:影山達也
渡辺まりも(水葉の親友):大久保悠依
伊藤雄哉(まりもの彼氏):萩原悠
ふしぎな本屋:赤眞秀輝
あらすじ/
何度も繰り返す記憶に翻弄され秀雄は生きている今を生きることが出来ないでいた。
絶望の告知を受けた幸子は希望を求めてペンを握る。
傷の原因を直視出来ない水葉は見失ったケガを探し求める。
冴えないフリーライターの秀雄は、今日も淡々と雑誌コラムを書いている。
そんな秀雄のもとに、文字起こしの仕事が舞い込んできた。
それは、1人のこれから母親になるであろう女性が、娘に語る声。
「その笑顔をこれからもずっと見ていたいのですが、
何があるか分からないので、
ママがみぃに話したい事を残しておきます」
1人で録音機に向かっていた彼女の孤独と恐怖を追体験しながら、
秀雄に幼い頃の記憶が蘇る。
「勝手に想像されて、周りから期待されて、噂されて・・・」
水葉は同じ傷に出会い、助けようと手を差し伸べるが、
決して自分の傷と向き合おうとはしなかった。
3つの【命】が一本の赤い糸となり、【愛】が物語を繋いでいく。
その糸に気づいた時、人は道をみつける。
それはあなたを想う、赤い糸。
命と愛を描いた、明日に歩みだす物語。
その糸はあなたにきっと届く。
(公式サイトより)
出産直前に癌を告知された女性の手記、厳密には彼女の書いた文章や録音したテープをあるライターがまとめた一冊の本を中心に、つながっていく人々の関係と再生を描く。
不思議な本屋さんで出逢った本を読む青年と、その本の中で進んでいく物語。
病床の女性とその家族の愛情と葛藤。妻と息子を残して死んだ男の言い残したこと。美談のレッテルを貼られて孤独を感じる少女。
過去の傷によって前に進めなくなっていた青年を軸に、そういういくつかの関係がひとつの形につながっていく。
それぞれの登場人物の想いの切実さを誠実に描いていくキャスト陣の熱演で、いくつもの場面で涙を誘われた。
母の残した言葉によって、前に進むことができた少女の姿。手にしていた本を読み終えて、立ち上がった青年は、今度は自分自身の物語を綴るのだろう。
作・演出/キムラ真
出演/
ユウ(『キミが読む物語』の読者):神田友博
佐藤秀雄(フリーライター):末原拓馬
高橋周治(編集者。秀雄の大学の先輩):森田陽祐
鈴木武士(秀雄の後輩):濱仲太
勝俊(居酒屋の店長):大岩主弥
紀恵(勝俊の嫁):早野実紗
少年:(勝俊・紀恵の息子):榎本楓
居酒屋店員:小林和也
山内幸子(癌を宣告され、余命僅かな妊婦):阿澄佳奈
山内直人(幸子の夫):南翔太
田中祥子(幸子の妹):荒木香奈
平山さえ子(幸子の母):木村望子
藤井医師(癌専門医):紅林里美
本木樹里(看護士):牧野亜希子
水葉:田上真里奈
山本和志:影山達也
渡辺まりも(水葉の親友):大久保悠依
伊藤雄哉(まりもの彼氏):萩原悠
ふしぎな本屋:赤眞秀輝
あらすじ/
何度も繰り返す記憶に翻弄され秀雄は生きている今を生きることが出来ないでいた。
絶望の告知を受けた幸子は希望を求めてペンを握る。
傷の原因を直視出来ない水葉は見失ったケガを探し求める。
冴えないフリーライターの秀雄は、今日も淡々と雑誌コラムを書いている。
そんな秀雄のもとに、文字起こしの仕事が舞い込んできた。
それは、1人のこれから母親になるであろう女性が、娘に語る声。
「その笑顔をこれからもずっと見ていたいのですが、
何があるか分からないので、
ママがみぃに話したい事を残しておきます」
1人で録音機に向かっていた彼女の孤独と恐怖を追体験しながら、
秀雄に幼い頃の記憶が蘇る。
「勝手に想像されて、周りから期待されて、噂されて・・・」
水葉は同じ傷に出会い、助けようと手を差し伸べるが、
決して自分の傷と向き合おうとはしなかった。
3つの【命】が一本の赤い糸となり、【愛】が物語を繋いでいく。
その糸に気づいた時、人は道をみつける。
それはあなたを想う、赤い糸。
命と愛を描いた、明日に歩みだす物語。
その糸はあなたにきっと届く。
(公式サイトより)
出産直前に癌を告知された女性の手記、厳密には彼女の書いた文章や録音したテープをあるライターがまとめた一冊の本を中心に、つながっていく人々の関係と再生を描く。
不思議な本屋さんで出逢った本を読む青年と、その本の中で進んでいく物語。
病床の女性とその家族の愛情と葛藤。妻と息子を残して死んだ男の言い残したこと。美談のレッテルを貼られて孤独を感じる少女。
過去の傷によって前に進めなくなっていた青年を軸に、そういういくつかの関係がひとつの形につながっていく。
それぞれの登場人物の想いの切実さを誠実に描いていくキャスト陣の熱演で、いくつもの場面で涙を誘われた。
母の残した言葉によって、前に進むことができた少女の姿。手にしていた本を読み終えて、立ち上がった青年は、今度は自分自身の物語を綴るのだろう。