細やかな采配 | 鬼銃戦記

細やかな采配

首位を独走しそうな気配のホークスですが、小久保監督が常々言っているように、紙一重
な試合ばかりかな。
紙一重の試合を上手く拾って、気付いたら今の状況といった感じは確かにする。

昨日の試合で監督のインタビューは「誰が繋いだら盛り上がるか、川瀬ではなく仲田かな
と考えた」といったような話していた。
それを聞いた時は、7回の栗原選手が出た時に考えたのかなと思ったわけですが。
でも、仲田選手が話している記事があって、「6回に、行くからな」と言われたとか。

この二つの話から推測すると、監督インタビューの話はリップサービスで、実際のところ
は6回の段階で7回の攻撃は「栗原→仲田」を考えていた。
仲田選手は準備する時間が十分にあったということではないか。

中村選手や川瀬選手のように経験が十分な選手は、試合の流れを見てある程度は「自分の
出番かな」と予想できたりするはず。
一方、仲田選手のような新人には、それをやるのは酷な話だと思う。

途中出場でも育成三銃士が活躍できているのは、もしかしたら小久保監督が準備する時間
をしっかり与えているとかではないか。
2つの記事からの推測だけど、きめ細やかな采配が隠れているように思える。

昨日は仲田選手が結果を出せたけど、もし出せなくても良い経験を積むことができる。
どちらに転んでも良い。
そんな采配がこれまで随所に見られます。
予想を超えています……。

追記:
育てながら勝つ、これを藤本監督に求められていたように思えるんだけど。(^^;)
小久保監督はさらりとやってのけているけど、なかなかやるのは難しいことなんでしょうねぇ。